村上弘明×剛力彩芽×陣内孝則、松本清張作品で“みたび”共演

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テレビ東京系列にて5月10日(水)に放送される「松本清張没後25年特別企画『誤差』」(21:00~23:08)で、村上弘明剛力彩芽陣内孝則が“みたび”共演することがわかった。

メインキャスト3人は、2015年の開局50周年特別企画『黒い画集―草―』、そして昨年3月の松本清張特別企画『喪失の儀礼』に続いての共演となる。これについて、村上は「3人で共演する松本清張作品での第3作目となりますが、評価をいただいていることを非常に有り難く思っています。更にレベルアップした状況で取り組めればと思い演じました」とコメント。剛力は、「シリーズものでも同じ役ではなく、3作とも違う役柄で、また3人で共演できる喜び、そして、また新しいものが生まれてくる嬉しさを感じています」と喜びを明かし、陣内は「さすがに3作目ともなると、村上さん、剛力さんとは勿論の事、スタッフさん含めて人間関係をつくるというような助走もいらず、すぐに和気あいあいかつ適度な緊張感をもって役に臨める事がなにより嬉しかったです」と述べた。

また、山梨県警の刑事・山岡を演じる村上は「山岡は過去に辛い“何か”を抱えている男です。真実を求め正義感に溢れ、不条理な犯罪を絶対に許すことが出来ません。組織の中のひとつの駒としてではなく、自分の思いに則って立ち向かい、生半可な捜査は許さない、という熱血漢。心の奥底に燃えたぎっているものを常に持ち、それを原動力として、被害者や遺族の思いをしっかりと受け止め対処していく、そんな“刑事・山岡慶一郎”を意識しました。山岡の事件への向き合い方、そして、最後に犯人と対峙した時に抑えていた彼の感情が爆発するところは必見です」と役柄についてアピール。

山岡とコンビを組む後輩刑事・伊崎美里を演じる剛力は「山岡の刑事としての熱い思い、山岡自身の生き方そのものを尊敬している部下です。山岡から、事件や警察の事だけではなく、いろんなところを学ぼうとしている、一生懸命で真っ直ぐで人にすごく興味がある女の子なのですが、“この人が犯人だ!”と勝手に自分で推理して盛り上がってしまうところは一番視聴者に近い存在かもしれません。村上さんとのコンビの刑事という設定は今回も変わらずなので、前2作とは違う新鮮なキャラクターでの“美里”を意識しました」と説明。

“死体の声に耳を傾ける”法医学教授・立花役を演じる陣内は「言い訳や気遣い、無駄な事が嫌いな人間です。遺体が語りかけてくる真実を緻密に人間的に汲み取る事を使命と考えている潔さと骨っぽさを併せ持った男です。できるかぎりフラットに感情の起伏を抑えて、解剖医らしさ、匂いが演じられれば」と意気込んだ。

最後に、村上は「犯罪に言い訳は無用です。この作品を見た人が、自分の立場に置き換えていろんなことを感じてくれたら嬉しいですね」と語り、剛力は「『誤差』はシンプルにドキドキできる作品だと思います。どのように映像で表現されているのか、私自身も楽しみに しています。陣内さん演じる立花教授と美里の階段でのシーン、私、好きなんです。是非ご覧下さい」と見どころを。そして陣内は、「この作品では、松本清張作品のもつ展開の面白さと、村上さん演じる山岡を中心とした三者三様の有り様の面白さ、バランスの面白さを楽しんでいただけたら嬉しく思います!」と視聴者に呼びかけた。

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