三池崇史が手掛ける“女児向け特撮”が「女児向けじゃない」

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映画監督の三池崇史が総監督を務める、女児向け特撮テレビシリーズ『アイドル×戦士 ミラクルちゅーんず!』(テレビ東京系列、毎週日曜10:30~)のクオリティが「全然女児向けじゃない」と話題になっている。

本作は、“アイドル×戦士”をテーマとし、「アイドルが得意なダンスや歌の力で悪を倒し、世界の平和を守るライブ型NEW特撮ヒロインストーリー」を、最新のVFXをふんだんに駆使して描いた“今までにない女児向け特撮テレビドラマシリーズ”。魔王に支配されてしまった「音楽の国」では、宝物の“サウンドジュエル”が魔王に奪われ、拾った人々を悪に染める“ネガティブジュエル”に変えられてしまう。そこで、音楽の国の妖精リズムズたちが、「音楽の国」を救うため、3人組のアイドルユニット・ミラクルミラクルと組んで、アイドル戦士「ミラクルちゅーんず!」を結成。音楽の力で、悪に染められた“ネガティブジュエル”を清め、元の“サウンドジュエル”に戻していく。

4月2日にスタートしたばかりの本作。第1話では、アイドルを目指している主人公・一ノ瀬カノン(内田亜紗香)が、憧れの神咲マイ(足立涼夏)と同じユニットになりたくてオーディションに参加する。そんな中、一緒に参加していた友人・アリスの母親が急にネガティブジュエラーになって、アリスを連れて帰ってしまう。すると、アリスを助けたいカノンの前に音楽の国の妖精ポップンとアイドルのマイが現れ、「一緒にアリスのママを元に戻そう!」と誘われるのだった。

放送後、SNSでは「ダンスのキレキレ感がとんでもないレベル」「特撮ファン&プリキュアファンにも観てほしい」「本当に面白かった! ダンスもキレキレでクオリティが全然女児向けじゃない」「やばい作品に出会ってしまった」「クオリティ高い」と絶賛の声が多数。

それもそのはず。スタッフは、これまでホラーやバイオレンスから、コメディ、時代劇などあらゆるジャンルを撮ってきた三池監督をはじめ、キャラクタースーパーバイザーに『シン・ゴジラ』の前田勇弥。劇中の歌とダンスの監修は、EXILEなどが所属する芸能事務所LDHが運営しているダンス&ボーカルスクール・EXPGが担当。作品に必要不可欠なVFXは『ケータイ捜査官7』の中島征隆。そして、『ポケットモンスター』や『妖怪ウォッチ』など数々のアニメ作品を手掛けるOLMが制作しているなど、実力派が勢揃いしている。

これについても、「特撮技術面ではこれは必見の価値がある」「三池監督、元は特撮畑やったから本領発揮か?」「CGもダンスもすごい」とSNS上で盛り上がっていた。

9日放送の第2話では、アイドルユニットのオーディションがいよいよ最終審査に。そこでとびきりダンスの上手い橘フウカ(小田柚葉)が現れる。結果、アイドルユニット「ミラクルミラクル」のメンバーに選ばれたのはカノンとフウカだった。マイはアイドル活動をしながら「アイドル戦士×ミラクルちゅーんず!」になって一緒に世界を救おうと誘うが、フウカに戦いたくないと断られ……。

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