大塚明夫、主演ドラマ撮了で感謝「人生で大きな力になる」

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声優の大塚明夫が主演を務めるドラマ『真夜中の百貨店~シークレットルームへようこそ~』(BSジャパン、毎週火曜23:00~)が、このほどクランクアップ。1年間に及ぶ撮影を終え、大塚が感想を語った。

大塚が初めて連続ドラマの主演を務めている本作の舞台は、歴史ある百貨店の一室。そこには洗練されたファッションアイテム、ラグジュアリーブランド、家具まであらゆるブランドが揃っており、圧倒的なクオリティとホスピタリティでお客様を迎えてくれる。大塚は、この百貨店に住み着く不思議なコンシェルジュ(精霊)として、特別な顧客のためにピッタリなアイテムを“精霊ならではの能力”で選びだす。

2016年4月にスタートし、同年10月からシーズン2に突入した本作。大塚は「初めは半年という予定で、もうじき終わるんだなと思った時に、“あと半年”となって、“わぁ! 今までやったことと同じだけやるのか! これは大変な山へ登ってしまったもんだ!”と思いましたが、1年終わってみるとホントにあっという間で」と振り返り、「深夜から朝までかかる撮影でしたから大変は大変だったんですが、それでも今は卒業した喜びというよりも、番組スタッフの皆さん、誰もいない深夜の百貨店……この空間とお別れするのがなんだか寂しくて、その気持ちの方が強いですかね」と明かした。

また、「主演を務めるということ自体が初めてのことでございまして。それまで映像の仕事をしたことがなかったわけではないのですが、シーンを撮るということが、こんなに心労が大きいものだということを予想しておりませんでした。なんだかすごく消耗感がありましたね」と初主演作への感想を語り、「これだけ1年間という長きにわたり、主演を務めさせていただいたということは、これからの僕の人生で大きな力になると信じています。私を呼んで下さった方、OKを出して下さった方、撮影に入って力を尽くしてくださった方々に本当に感謝しております。そしてドラマをご覧になっていただいた、楽しみにして下さった方々に、心よりお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました」と感謝を述べた。

さらに、いよいよ3月21日の放送で最終回を迎えるということで、「それぞれのメンバーの先の展開を、どう皆さんが想像してくれるのか? 私の場合はドラマの幕が閉じて、その登場人物がどのようになっていくのか、どのように生きていくのか……というところを(視聴者に)想像していただくところを想像するのが、一番ワクワクします。あとは、全部見て欲しいですね。特に私が出てないところで、安心して見ていただきたいと……そのように思っております(笑)」とアピールしていた。

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