THE ALFEEの坂崎幸之助と高見沢俊彦が、4月4日よりゴールデンに進出する『あの年この歌～時代が刻んだ名曲たち～』（BSジャパン、毎週火曜21:00～）の取材会に出席。番組にかける意気込みを語った。

これまで、ある年の社会や流行を紐解きながら、その年にヒットした音楽をマニアックに紹介してきた当番組。4 月からのゴールデン進出により、放送時間を30 分から1時間に拡大。これまでの放送からより「深化」して、ある年の“一曲”を紹介していく。また、スポットを当てた年の政治・経済・映画・CM・ファッションを、当時の映像と共により掘り下げて多角的に分析。さらに、取り上げる楽曲を手掛けたスタッフやアーティスト本人にも取材を敢行。曲についての詳細な解説に加えて、ヒットの要因や時代背景を紐解くなど、よりディープに伝えていくという。

コメンテーターとして出演する坂崎は、「ゴールデンですよ！　しかも時間が倍になるんですよね！　でも、このスタンスを変えない方がいいと思います」と言い、高見沢も「ゴールデンに進出する番組は、新しいことをしようとして失敗するケースが多いんですよ。この番組は、今のこのスタンスでやりたいなと思っています」と告白。

続けて高見沢は「“こういう時代はこういう歌が流行ったんだ”“こういうメロディや歌詞が流行ったんだ”と新たな発見があります。歌は世につれと言いますけど、非常にうまくリンクしている番組だなと思います。今までやってきたことを、間違いなく地道に、ゴールデンでも同じようにやっていきたいなと思っています。小さいまんま。手作りのまんま。それが一番いいですね！」と、これまでのスタイルを貫く意志を明かした。

さらに、今後番組に呼びたいゲストを聞かれると、坂崎は「吉田拓郎ですかね。ひねくれているから、来なくていいって言わないと来ない（笑）」と明かし、高見沢も「これで誌面に載っちゃうと、絶対来なくなっちゃう（笑）」と同意し、記者の笑いを誘っていた。

また、この日は同じくコメンテーターとして出演する野瀬泰申（コラムニスト）と、進行役を務める佐々木明子（テレビ東京アナウンサー）も登壇した。