つまみ枝豆、「フライデー襲撃事件」不参加の理由を告白

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タレントのつまみ枝豆が(58歳)が、2月16日(木)に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況秘報告~』(テレビ東京系列、毎週木曜24:12~)に出演。かつて世間を騒がせた、ビートたけし&たけし軍団による「フライデー襲撃事件」の裏話を暴露した。

たけし軍団のメンバーとして活躍してきたつまみ枝豆は“師匠”のビートたけしとの関係について「僕は“北野武”ありきなタレント」と語り「教祖様みたいな存在」と、熱狂的な“たけし信者”であると語った。

しかし、1986年にたけし&たけし軍団が起こした「フライデー襲撃事件」には不参加。彼女の家にいたため連絡が取れなかった井手らっきょ、痔で入院していたラッシャー板前と、事情があって参加できないメンバーはいたが、枝豆は「家にいたのに連絡が来なかった」とか。

事件当時は写真週刊誌全盛の頃。多くの雑誌に家族の写真などを掲載され、たけしは取材を止めるよう言っていたが一向に収まる気配がなかった。たけしの怒りはピークに達し、抗議に行くため、軍団メンバーを連れて出版社に乗り込むことに。

誰よりもたけしのことを崇拝していた枝豆は「そんなつもりは全くないんだけど」と前置きしつつも「僕はたけしさんしか見えない人間だったので 何かあった時にはかっこいい言い方じゃないんだけど“体を張ろうかな”と思うわけじゃない。“もう死んでもいいや”と思っていた」と、熱い思いを語った。

そんな気持ちを分かっていたのかどうかは不明だが、たけしは他の軍団メンバーに「枝豆には連絡するな」と言っていたらしい。そのため、枝豆は事件の翌日にかかってきた井手らっきょからの電話で事態を知ったという。不義理をしたと慌てた枝豆は「連絡がなかったのは何でだろう」と不思議に思いつつ「警察に行っても(皆と)会えないから、とりあえず記者会見場に行こうと思った」と、当時の心情を明かした。

ところがその時、自宅に一本の電話が。相手は警察署にいるたけしからだった。電話に出た枝豆が「申し訳ありません」と謝ると、たけしは「枝豆悪い……。お前らのことは俺が一生面倒見るから勘弁してくれ。だから今は動かないでくれ」と話したとか。そのやりとりを聞いたMCの名倉潤は「たぶん、枝豆さんはヤバいと思ってたんですよね」と、かわいい弟子を守ろうとした“師匠”の思いを代弁。

枝豆も「(記者会見場に)行ってたらどうなってたか分からない。そうすると僕ももちろんダメだったけど、これでたけしさんもダメになってしまう可能性もあった」と、しみじみ振り返った。

この回は他に、「ボキャブラ天国」の毒舌系替え歌でブレイクした“地獄のスナフキン”こと金谷ヒデユキが当時のギャラ事情や近況を告白。また、人気漫画「カバチタレ!」の原作者・田島隆が知っていると得する法律テクニックを紹介した。

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