『なるほど!ザ・ワールド』トランプマン2号、実は“裏方スタッフ”だった

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元トランプマン2号の中島弘幸が、12月15日に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~』(テレビ東京系列、毎週木曜24:12~)に出演。トランプマン誕生秘話や、辞めた今だから言えるトランプマン2号時代の裏話を告白した。

素性を一切隠し、“トランプマン2号”として人気クイズ番組『なるほど!ザ・ワールド』に出演していた中島。当時、現在もテレビで活躍しているトランプマンと、中島扮するトランプマン2号という2人のトランプマンが存在しており、トランプマンが海外ロケなどで不在の時に、2号が日本のスタジオで代役を務めていたのだという。

そもそも“トランプマン”は、視聴率低迷の打開策として誕生したキャラクターらしく、中島は「(裏番組の視聴率が)グッと伸びてきて、要はテコ入れ策を何か打たないとヤバいということで、トランプマンが編み出された」と、トランプマン誕生秘話を明かした。そして、そのテコ入れは成功。トランプマンの人気に火がつき、視聴率を盛り返したという。

そんな中、中島がトランプマン2号に指名されたのは、マジシャン駆け出しの頃。元々タレントにマジックを指導する裏方スタッフとして働いており、その時に出演オファーが来たそう。そして、いざ収録に足を運んでみると、本番30分前に急にADからジャック・ニコルソンの“ジョーカー”の写真を渡され「すいません、このメイクしてください」と言われたことにより、トランプマンの代役の仕事だということに気付く。こうして、素性の知れないトランプマン2号が誕生し、一躍脚光を浴びた。

しかし、『なるほど!ザ・ワールド』が終了して間もなく2号を辞めたという中島。「あれだけの人気ぶりを捨てても辞めたかった理由」があったという。

「営業に行くにしてもスタッフが必ず着いて来て、やるマジックも指定される、かつしゃべれない。自分のメッセージ性とか演技に乗っけることができないのが一番不満だった」と述べた中島。現在は素性を明かし、豪華客船などを中心に活動していると語っていた。

この日は他に、TM NETWORKの木根尚登がエアギター疑惑の真相を。キングコングの梶原雄太は夫婦間の仰天ルールを、ものまね芸人のホリはトーク番組に出た際に困った仰天エピソードを語った。

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