TM木根尚登、エアギター疑惑の真相を大暴露

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TM NETWORKでギターを担当している木根尚登(59歳)が、12月15日に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況秘報告~』(テレビ東京系列、毎週木曜24:12~)に出演。ネットニュースで話題を呼んだ“エアギタリスト”疑惑の真相について語った。

宇都宮隆がボーカル、小室哲哉がキーボード、そしてギターを担当する木根の3人で構成されたユニット・TM NETWORKは、バンドの登竜門「フレッシュサウンズコンテスト」の優勝を経て、1984年にメジャーデビュー。1987年にリリースした「Get Wild」がヒットして、大ブレイクした。後にプロデューサーとして大活躍した小室は当時からその才能を発揮していたようで、木根は「これからはYMOのようなデジタルの時代が来るという小室くんのアイデアに賭けてみようと思った」と振り返った。

そんな木根は今年、某番組でギターを演奏していなかったことを告白。その発言がネットニュースで大きく取り上げられた。木根は「最初のツアーでは本当にぶら下げていただけだった」と、改めて弾いていなかった事実を強調。しかし「弾いていなかったのはその時だけだった」と、またもや衝撃的な真実が本人の口から飛び出した。

もともと、TMを結成する前のバンド時代からキーボードを担当していた木根は、アコースティックギターは弾けるがエレキギターの経験はなかった。ところが、小室から「二人がキーボードは地味だよ」と、エレキギターを弾いて欲しいと無茶ぶりされてしまった。一度は断ったが「エレキも一緒でしょ? かっこつけてぶら下げていて」と言われ、最初のツアーではエレキギターの時のみエア演奏。もちろん、アコースティックギターは本当に弾いていたという。

実は、そのエピソードをバラエティ番組で話した時に、使用された映像がもとで話がややこしいことに。ギターのテクニックの一つに「オクターブ奏法」という弾き方があり、これはコードを押さえている手が動かない。木根が出演した番組では、その動いていない手の部分を矢印で指して「本当に弾いていない!」と取り上げられた。木根自身も特に否定しなかったため、“常に演奏していなかった”と誤認されたまま、エアギター疑惑の騒ぎが大きくなってしまったという。

その話を聞いていたMCの名倉潤から「それを言うたらよろしいやん」とつっこまれた木根は「弾いてなかったほうが面白いじゃないですか」と、番組が用意した面白エピソードに乗っかってしまったと暴露。その軽率な言動は、各方面に大きな影響を与えたようで、ファンからはツイッターで怒られ、自分より年下であるレコード会社の取締役からも「とても残念です」といった内容の長文メールが送られてきたことを明かした。

「すごく反省している」と語った木根はスタジオで「Get Wild」を生演奏。華麗なギターテクニックを披露して、エアギター疑惑を一掃した。

この日は他に、キングコングの梶原雄太が夫婦間の仰天ルールを、ものまね芸人のホリはトーク番組で困ったエピソードを激白。往年の名物番組『なるほど!ザ・ワールド』のトランプマン2号は素顔で登場し、当時の知られざるエピソードを語った。

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