船越英一郎主演『刑事 吉永誠一』ついに完結 12年間の“集大成”

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テレビ東京系列にて2004年よりスタートした『刑事 吉永誠一』が、年末に放送されるスペシャルをもって、ついに完結することが明らかとなった。

2004年に2時間ミステリーとしてスタートして以来、12年間続く船越英一郎主演の『刑事吉永誠一』は、「水曜ミステリー9」枠(毎週水曜21:00~)で全13作、「金曜8時のドラマ」枠(毎週金曜20:00~)で2013年と2014年に連続ドラマとして放送され、テレビ東京を代表する人気ミステリードラマとして多くの視聴者に愛されてきた。

スペシャルには、本作の主人公で神奈川県警本部の刑事・吉永誠一役の船越のほか、吉永の相棒・鑑貴一役の小泉孝太郎、吉永の妻・照子役の中山忍らおなじみのメンバーが出演。さらに、物語のキーパーソンとなる吉永の恩師・津村健三役を里見浩太朗が演じる。

プロデューサーの浅野太は、「テレビ東京のミステリードラマを12年間最前線で引っ張り続けた“看板”が、ついに完結します。最後の事件の容疑者は、“吉永を刑事に導いた男”。これまでいくつもの難事件と向き合い、犯人を追い込んできた吉永本人が、このファイナルでは反対に極限まで追い込まれ、ひとりの男としてもがき、完結篇にふさわしい大クライマックスを迎えます。刑事ドラマの醍醐味を全て凝縮した“12年間の集大成”を、ぜひお楽しみいただければと思います」とコメントを寄せている。

年末ドラマスペシャル『刑事 吉永誠一 ファイナル』は、12月28日(水)の21時から22時50分にかけて放送される。

【あらすじ】神奈川県警の刑事・吉永誠一は、高校の同窓会に数十年ぶりに参加。初恋の人・酒井直子(手塚理美)や恩師の津村健三らと再会し楽しく過ごした。その翌日、殺人事件が発生。鑑貴一ら吉永班の刑事全員が招集された。被害者は横浜理科大薬学部の准教授・長谷部修(成島敏晴)で、死因は心臓を刺されたことによる失血死だった。続いて、長谷部が所属する研究室の高柳啓吾教授(並樹史朗)も刺殺体で見つかる。2人の被害者は「急性白血球症」という難病の特効薬を開発。ノーベル賞級の功労者とも讃えられていた。2つの事件の状況証拠から浮かんだ容疑者は、吉永の同級生で直子の元夫・水口邦夫(伊藤正之)だった。教授は死の直前、水口から「7年前のことで話がある。真実を公表されたくなかったら地下資料室に来い」という不審なメールを受け取っており……。

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