“くの一”高月彩良、“侍”山本裕典に恋に落ちる『石川五右衛門』第4話

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俳優の山本裕典が、11月4日放送の『石川五右衛門』(テレビ東京系列、毎週金曜20:00~)第4話にゲスト出演。五右衛門一家の紅一点・堅田の小雀(高月彩良)が恋に落ちる、京に流れ着いた若侍・山中権八を演じる。

2009年に海老蔵主演で上演された歌舞伎『石川五右衛門』に潤色を加えて映像化する本作は、歌舞伎と同様、漫画『金田一少年の事件簿』『神の雫』の原作者・樹林伸が原作と脚本を担当。華麗な手口で盗みを働く石川五右衛門(市川海老蔵)と、時の権力者・豊臣秀吉(國村隼)との対決を主軸に、秀吉の側室・茶々(比嘉愛未)とのロマンスなどが、ケレン味たっぷりに描かれる。

第4話の冒頭、五右衛門・百助(山田純大)・小雀の3人は、両替商・大黒屋に盗みに入っていた。だが、小雀が歯痛をこらえきれず金銀銭の入った麻袋を落とし、盗み気付かれてしまう。翌日、小雀は茶店でひょんなことから若侍・山中権八と出会い、歯痛に効くという草の練り薬を渡される。半信半疑で使ってみると瞬く間に歯の痛みが消え去る。

その後、五右衛門たちが身を寄せる奥山公継(益岡徹)の屋敷に招かれた権八は、草の道を極めるために国を出たと語る。ところが五右衛門は、権八が持つ刀が“備前の名刀”だと見抜き、素性に不審を抱く。そんな五右衛門の思いとは裏腹に小雀は権八に惹かれていく……。

一方、豊臣の屋敷で茶々が、五右衛門に「いつかアンタを盗む」と言われたことを思い出していると、秀吉に訝しがられ、話を逸らすために、病に伏せている大名・深田頼近(片岡愛之助)の名を出す。快復の兆しのない頼近の病に気を揉む中、公継の娘で茶々の側に仕える奈々(AnJu)が権八の存在を明かし、薬草を試すことに。数日後、公継と権八と共に深田屋敷へ赴いた五右衛門は、“天目茶碗”の在り処を秘かに探している中、頼近に素性を見抜かれてしまい……。

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