尾木ママは「オネエ」なのか「男」なのか…女子中学生との出来事が分岐点

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バラエティ番組や討論番組などで活躍している教育評論家の尾木直樹(69歳)が、9月15日(木)に放送された『じっくり聞いタロウ~スター近況秘報告~』(テレビ東京系列、毎週木曜24:12~)に出演。“尾木ママ”と呼ばれる所以でもある「オネエ言葉」を使うようになった理由を語った。

教育問題はもちろんのこと、芸能や政治など幅広いジャンルの出来事について教育者の目線から語る尾木。しっかりと自分の言葉で意見を述べ、ワイドショーやバラエティ番組などにひっぱりだこだが、なぜか“オネエ言葉”を使っている。

結婚している尾木は「オネエではなくて、しゃべり方がオネエみたいな感じなのよね」と、話し言葉だけがオネエであると説明。学生時代は「とても男らしかった」という。番組では、今から30年ほど前に出演した時の教育番組を紹介したが、当時の尾木のしゃべり方は普通の男性と何ら変わりはない。では、なぜ「男」でありながらオネエ言葉を使うようになったのか。

きっかけは、男子校から公立の中学校へ勤務先が変わった時。同僚の教師から「女の子とうまくいかず集団で無視されたりしたら学級崩壊になって大変」と脅された尾木は、女子生徒たちと交換ノートを開始。このアイデアは、女の子たちが隣同士で手紙を交換している姿を見てひらめいたという。そして、女子生徒たちと日記のやりとりをしているうちに、いつの間にか女性っぽい文体になってきて、気付いたら女性っぽいしゃべり方になっていたとか。

その後、女生徒たちとうまくコミュニケーションが取れるようになった尾木は、ガールズトークで盛り上がれるまでにオネエ言葉が定着。その語り口が、今の人気に結びついているのだ。

MCの名倉潤から「学校ではよしとしましょうよ。家庭に帰って奥さんにもそのしゃべり方なんですか?」と聞かれた尾木。同じくMCの河本準一からも「奥さんを口説くときはちゃんと男っぽく言ったわけでしょ?」と質問されるが、「そんなこと、言わない~」とオネエ言葉でごまかしながら、歌集を使ってプロポーズしたというエピソードを披露。また、最近美容にハマっていると明かし、体内から200cc程度の血液を抜き、医療用オゾンを投与した血液を再び戻す「血液クレンジング」や、あのクレオパトラもやっていたという「金箔パック」について熱弁した。

この日は他に、ロッチのコカドケンタロウが滑舌を良くするために舌を長くする手術を行ったというエピソード、土屋アンナのものまねなどで知られる芸人・みかんは交通事故が原因の記憶障害に関する恐怖体験を語った。

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