高岡早紀、築地を大混乱に陥れる“最強のマドンナ”を熱演

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女優の高岡早紀が、8月26日(金)放送の「金曜8時のドラマ『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』」(テレビ東京系列、19:00~20:50)の最終話にゲスト出演。築地を大混乱に陥れる“最強のマドンナ”矢吹礼子を演じる。

原宏一の小説「ヤッさん」(双葉文庫)を映像化した本作。宿ナシ無一文でありながら食の天才で素性は謎に包まれている男・ヤッさん(伊原剛志)が、東京に憧れIT企業に就職したものの、流れ流れて宿ナシになってしまった青年・タカオ(柄本佑)と共に“食”を冒涜するハイエナたちを成敗していく“痛快人情ドラマ”だ。築地市場や数々の名店を舞台に少しずつ明らかになるヤッさんの過去……そして、マドンナとの淡い恋(!?)や食に関するうんちくも見どころとなっている。

最終話では、築地食堂を営む正一(上地雄輔)が、場内市場の移転を前に築地を盛り上げるため“築地祭り”を計画していた。そこに、イベントコーディネーターの礼子(高岡早紀)が訪ねてきて「今度開催する大型フードフェスに築地ゾーンを作りたいので、是非築地の皆に出店してほしい」と提案してくる。実は、礼子はヤッさんが料理人だった頃の恋人だったという。礼子がヤッさんの古い知り合いだとわかり、出店料がかかるものの若い世代だけでなく老舗店の大旦那たちもフードフェス出店に手を挙げる。だが、礼子の会社は火の車で、近藤(大鶴義丹)という男の企みにより“ある計画”が進んでいた……。

不穏な空気を察したタカオは、ミサキ(山本舞香)と共に礼子の身辺を調べ始める。出店料の振込先会社へ向かった二人が目にしたのは、食品の産地のシールを貼り替える作業場だった。築地の蕎麦屋の店主・橋田(里見浩太朗)に事情を説明したタカオは、隠し撮りした写真に写る近藤が15年前にヤッさんを騙した男だと知る。なんと、移転目前の築地を狙った巧妙な詐欺事件だったのだ。ヤッさんはすべての責任を取り、二度と築地には足を踏み入れないと言い残し築地を去ってしまう。ヤッさんとタカオの凸凹コンビは解消。そして、ヤッさんがいなくなった築地にさらなる魔の手が忍び寄っていた……。

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