南野陽子が“トラガール”役!話題のメシテロドラマにゲスト出演

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女優の南野陽子が、8月19日放送の「金曜8時のドラマ『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』」(テレビ東京系列)の第5話にゲスト出演。ヤッさん(伊原剛志)に気のあるトラックの運転手・龍子を演じる。

原宏一の小説「ヤッさん」(双葉文庫)を映像化した本作。宿ナシ無一文でありながら食の天才で素性は謎に包まれている男・ヤッさんが、東京に憧れIT企業に就職したものの、流れ流れて宿ナシになってしまった青年・タカオ(柄本佑)と共に“食”を冒涜するハイエナたちを成敗していく“痛快人情ドラマ”だ。築地市場や数々の名店を舞台に少しずつ明らかになるヤッさんの過去……そして、マドンナとの淡い恋(!?)や食に関するうんちくも見どころとなっている。

ヤッさんは、宿ナシの師匠・シノケン(笹野高史)がピンチに陥ったと聞き、ヤッさんに気のあるトラック運転手・龍子の協力を得てタカオと共に菱切へ向かう。菱切海岸近くに建つ「シノケンコテージ」で、自給自足の生活を送るシノケンと久しぶりの再会を果たすものの、喜びも束の間、ヤッさんはコテージが近々強制撤去されることを聞かされる。シノケンと長い付き合いの田所(モロ師岡)がいる漁協で、元漁師のシノケンが密漁グループの手引きをしていると疑われているのが理由だという。濡れ衣を晴らすために真犯人を捕まえようとするヤっさんだったが、シノケンに「首を突っ込むな」と言われてしまう。20年前、台風で家族全員を失ったシノケンが船を降り、宿ナシになったことを知るヤッさんは、龍子に“ある頼み事”をする。

一方、タカオは「シノケンは命の恩人」だと語るヤッさんからその経緯を聞き出す。庶子(しょし)だったヤッさんは、幼い頃から食の英才教育を受け料亭のオーナー兼総料理長となり、ある男を共同経営者に迎える。しかし、男は裏でヤクザと繋がっており、それが明るみになった途端、金を持って逃走。父親にも見捨てられ、すべてを失ったという。そして、死に場所を探していた時にシノケンと出会い救われたのだと言い、タカオはヤッさんが人のために生きる本当の理由を知るのだった。

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