“美しすぎる脇役”と話題の女優・中村ゆりが、8月12日放送の「金曜8時のドラマ『ヤッさん～築地発！おいしい事件簿～』」（テレビ東京系列）の第4話にゲスト出演する。

原宏一の小説「ヤッさん」（双葉文庫）を映像化した本作。宿ナシ無一文でありながら食の天才で素性は謎に包まれている男・ヤッさん（伊原剛志）が、東京に憧れIT企業に就職したものの、流れ流れて宿ナシになってしまった青年・タカオ（柄本佑）と共に“食”を冒涜するハイエナたちを成敗していく“痛快人情ドラマ”だ。築地市場や数々の名店を舞台に少しずつ明らかになるヤッさんの過去……そして、マドンナとの淡い恋（!?）や食に関するうんちくも見どころとなっている。

第4話では、ヤッさんの手伝いを終えて歩いていたタカオは、ワゴン車に轢かれそうになる。運転手の杉山淳平（中尾明慶）に怒りを爆発させるタカオだったが、続いて降りてきた若菜（中村ゆり）に一目惚れし、揚げた寿司やフルーツ巻き寿司など、変わり種の寿司を販売する淳平のフードワゴン「ワールドSUSHI」の手伝いを買って出る。そこで、淳平が築地にある江戸前寿司の老舗「福寿司」の三代目で、伝統を守る父の二代目・健（北見敏之）と対立していることを知る。淳平を心配する若菜から二人の仲を修復して欲しいと頼まれたタカオはヤッさんに相談するが、「一人で解決してみろ」と突き放されてしまう。

そんな中、タカオは蕎麦屋「はし田」の店主（里見浩太朗）に連れられ、日本橋で江戸末期から続く老舗鰹節店を訪れる。そこで聞いた話を受け、淳平にアドバイスを送ってみるも、上手く伝わらず怒らせてしまう。さらに、健と言い争った淳平が「福寿司」を辞めると言い出す。タカオは何とか役に立ちたいと、ヤッさんに頼み込み、ヤッさんを立会人として二人の新旧寿司対決を提案。場外の若者たちと親父世代が集結し戦いを見守る中、二人の寿司を食べ比べたヤッさんは……。