ホームレスが主人公のドラマがスタート!佐々木希が“悪女”役でゲスト出演

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伊原剛志が主演を務める「金曜8時のドラマ『ヤッさん~築地発!おいしい事件簿~』」(テレビ東京系列)が、7月22日よりスタート。宿ナシ無一文だが食の天才・ヤッさん(伊原)と弟子の青年・タカオ(柄本佑)の凸凹コンビが、困った人を救うために築地界隈を大爆走! 食べ物に愛情のない食のハイエナたちを退治する。

原宏一の小説「ヤッさん」(双葉文庫)を映像化した本作。宿ナシ無一文でありながら食の天才で素性は謎に包まれている男・ヤッさんが、東京に憧れIT企業に就職したものの、流れ流れて宿ナシになってしまった青年・タカオと共に“食”を冒涜するハイエナたちを成敗していく“痛快人情ドラマ”だ。築地市場や数々の名店を舞台に少しずつ明らかになるヤッさんの過去……そして、マドンナとの淡い恋(!?)や食に関するうんちくも見どころとなっている。

第1話で、東京のど真ん中・銀座で路頭に迷っていたタカオは、お地蔵さんに供えられた鯛焼きに手を出しかけるほど精も根も尽き果て、ついには行き倒れとなる。そんな時、Tシャツ姿の謎の男が現れ、いきなり叩き起こされると、強制的に身づくろいさせられた挙句“矜恃(きょうじ)”を持てと説教まで受ける。そして、訳もわからぬまま男に連れられ築地市場へ。慣れた様子で場内を歩き、顔なじみだという仲買人・正一(上地雄輔)にアドバイスを送る男に戸惑いつつも、タカオは一流店に卸す魚介を朝食として振る舞われ、思わず舌鼓を打つ。そこで、この謎の男が無一文で宿ナシの銀座のヤスこと“ヤッさん”だと知るのだった。

一方、東京へやって来た女子高生・ミサキ(山本舞香)は、到着早々に全速力で駆けて行くヤッさんと、それを追うタカオを目撃。二人は朝食の腹ごなしにランニング中だった。次に向かった高級ホテルのレストランでも料理長から頼りにされるヤッさんに、タカオは思わず弟子入りを志願。翌日からヤッさんと行動を共にし、おいしいものを食べながら食の知識を習得していく。さらに、ヤッさんの昔なじみの韓国料理店の女主人・オモニ(板谷由夏)や蕎麦屋「はし田」を営む橋田(里見浩太朗)のもとに出入りするようになり、謎に包まれたヤッさんの素性も少しずつ明らかになっていく。

そんなある日、雑誌ライターのミキ(佐々木希)から師弟コンビで料理店を紹介する企画に協力して欲しいと依頼されるが、ヤッさんが極度のマスコミ嫌いだということで、一度は断る。しかし、ミキに頼られたタカオは、ヤッさんに内緒で協力し受け売りの知識を披露。ところが、発売された週刊誌には名店として紹介した「はし田」や寿司屋「みの島」のダメ出し記事が掲載され、店は大騒ぎに。ミキに記事の訂正を訴えるも一蹴されたタカオは、ヤッさんに顔向けできないと手紙を残して姿を消してしまう。

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