歌手の愛内里菜が人気絶頂期に引退を決意した真相

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人気歌手・愛内里菜として活躍した垣内りか(35歳)が、5月5日(木)に放送された『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京系列、毎週木曜0:12~)に出演。デビューのきっかけや、人気絶頂期にも関わらず引退を決意した理由を告白した。

■友人の何気ないひと言で歌手になることを決意
高校時代、親友から「りかの声を聴いていたらすごく安心する」と言われて、その言葉がなぜか自分の心に刺さったと語る垣内。それをきっかけに歌手を目指し、ボイストレーニングに通ったり、オーディションを受けていた18歳の時、音楽関係者の目に留まって大手音楽事務所への所属が決定。2000年に“愛内里菜”の芸名で、自らが作詞を担当した「Close To Your Heart」で歌手デビューを果たした。

事務所との契約で、給料制ではなく印税方式を選択した垣内は、衣装代やスタイリスト&ヘアメイクのギャラなど、必要経費は全て自腹。デビュー当初は稼ぎが少なかったため、事務所に借金する日々だったとか。しかし、2枚目のアルバムがオリコンの1位を獲得し、収入が安定。通帳の残高が1000万円以上になることもあり、借金は見事完済した。

人気アニメ「名探偵コナン」のOP曲「恋はスリル、ショック、サスペンス」をはじめ、オリコントップ10に18曲入るなどヒット作を次々とリリース。2000年代を代表する歌姫として活躍し、2003年には「紅白歌合戦」にも出場した。

■引退の裏にあった壮絶な真実
垣内は、人気絶頂の2010年に突如引退を発表。原因は、甲状腺の病気だったという。「体調を崩して、自分が思うパフォーマンスができなくなった」と語る垣内は、幼稚園の頃からこの病気に悩まされていた。デビュー直後は症状が落ち着いていたが、2005年ぐらいから症状が強く出るようになり、薬を服用して歌手活動を継続。だが、めまいや謎の内出血、大きな仕事の前に湿疹が出たりと体が悲鳴を上げたため、事務所の社長と相談して引退を決意した。

芸能界を離れた後、8年飼っていた愛犬が筋肉と骨の病気で立ち上がれなくなったことをきっかけに、犬のことを勉強するべく専門学校に入学。「ドッグリフレクソロジスト」という資格を取得し、現在はペット関連の会社を起こして、講演会やペットフードのプロデュースなどを手掛けている。

この日は他に、ものまね芸人のHEY!たくちゃんがラーメン店を経営している近況を、大桃美代子は白内障との闘いの日々を語った。

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