松岡茉優「この経験は財産に」10年後に続編制作を希望

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テレビ東京系列で毎週金曜に放送されている“フェイクドキュメンタリードラマ” 『その「おこだわり」、私にもくれよ!!』(24:52~)が、このほどクランクアップ。主演の松岡茉優と共演の伊藤沙莉からコメントが寄せられた。

日常生活の中で、他人にはなかなか理解できないけれど、本人は幸せになれるこだわりをもった人=「おこだわり人(びと)」の姿を浮き彫りにする同ドラマ。松岡が演じるのは、なんと「松岡茉優」役。実生活でも松岡と仲の良い友人である伊藤も「伊藤沙莉」役として出演する。監督は、昨年の「東京ドラマアウォード2015」で演出賞(『山田孝之の東京都北区赤羽』)を受賞し、これまで以上に注目されている松江哲明が務める。

撮影を振り返り、松岡は「監督はドキュメンタリーの方なので、お芝居の相談をすることはないなと思っていました。けれど、“フェイクドキュメンタリードラマ”の“ドラマ”の部分で、監督は私の心の支えとなってくれました。そして、個人的に好きだった漫画家さんが出演してくれたり、第1話でポテトサラダの男として登場した方が『モーニング』(講談社)のすごい編集の方だったりと、本当にさまざまな方にご出演いただきました」と語った。伊藤は「とっても楽しかったです。フェイクドキュメンタリー、街頭インタビュー、素人の方とのお芝居。全て初体験まみれでした。このドラマを撮影している期間、自分がいったい何者なのか本当の自分がどっちだったかわからなくなる瞬間が沢山あって、松岡とは“究極の役作りだね”なんて話したりもしていました」と明かした。

また、松岡は「私の周りの一人暮らしをしている人たちは、テレビを持っていない人もいるんですが、この番組を見て“テレビってこんなに面白いことをするんだ!”と思ってくれれば最高です。この歳で、この番組に携われた経験は財産になりますし、10年後にまた続編のお仕事もらえるような俳優に、伊藤と一緒になれるように頑張っていきたいと思います」と目標を述べ、伊藤も「一生に一度できるかできないかのことをまだまだあまちゃんですがあまちゃんなりにこの年齢で、そしてなにより、松岡と共に体験出来たことを本当に幸せに思っています。この不思議かつ素敵な経験を生かして今後も日々精進して参ります。そしてまた、皆様と一緒に面白いものを作れるよう、精一杯頑張ります!」と意気込んだ。

4月15日(金)放送の第2話からは、松岡が言及している漫画家や作家が続々と登場。第2話には戌井昭人(小説家)、第3話には大橋裕之(漫画家)、第4話には左近洋一郎(ルノアール兄弟)、そして本作の原案となった漫画を描いた清野とおるもどこかで出演する予定となっている。

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