オードリー若林、新番組で直木賞作家と共演「温かい目で見て」

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BSジャパンにて4月8日(金)よりスタートする、作家達が人生の中で決めている自分のルールなどをテーマに爆笑トークを展開する“文筆系トークバラエティ”『ご本、出しときますね?』(毎週金曜23:30~24:00)に出演する、オードリーの若林正恭、直木賞作家の西加奈子朝井リョウからコメントが寄せられた。

<意気込み>
若林:収録がとても楽しかったのでなるべく長く続いてほしいなと思っています。佐久間宣行プロデューサーに大人との交渉を頑張ってもらいたいです。収録が2週間に1度来る。だから生きていて楽しい。そんな人生を送りたいんで。

<収録の感想>
若林:芸人さんのトークみたいなオチ・ツッコミじゃない面白さがあるのかなと想像していましたが、実際思った通り楽しかったです。作家さんとは普段よく一緒にご飯を食べさせてもらうんですけれども、そういう場では知らなかったこともいっぱい出てきたのですごく楽しい時間を過ごせました。

西:すっごい楽しかったです! 二人(若林・朝井)とも考えることをやめない人だから、しゃべっていると止まらなくなっていつも朝になってしまう。その感じがこの収録でもありました。

朝井:僕はもともとラジオが好きで、この番組もテーマがあって話す所がラジオっぽくて、テレビでしゃべっているという感覚ではなく、素でしゃべっている感覚でした。それが面白いと思ってもらえるかっていう不安はあります。洗ってない野菜を出しちゃってるような気持ちですね。自分としてはすごく楽しくて番組が続いたらまた呼んでいただきたいと思っています。

<見どころ>
若林:本が好きな人も好きじゃない人もこの番組を見たら自分もそんなことを考えてたなと思えたりすると思うので、本を読むきっかけになるんじゃないかと思います。

西:作家はそれぞれに自分の考えがあって仕事をしているから、いろんな考え方があるということを示してもらえるんじゃないかと思います。一つの考え方だけが正しいというのではなくて、いっぱい考えて良いんだよということを見せてくれる気がします。

朝井:同じようなことになってしまうかもしれませんが、作家は個人的にいろいろ考えていることが多かったりするので良い感じに意見が割れると思います。生放送と違って長く話させてもらったので無理に考えを一つに合わせないところは見所なんじゃないかと思います。

<どんな番組にしていきたいか>
若林:やっぱりおしゃれ番組ですかね。業界の人が別番組の打合せでもこの番組のこと話しちゃうぐらいになりたいですね。

<若林に薦める一冊>
西:ちょっと重くなっちゃうんですけど、『テヘランでロリータを読む』というエッセイです。娯楽が禁じられていた時に命がけで本を読んでいた女の子たちの実話なんですが、娯楽ってどれだけ人を救うかということを若林さんに分かってもらえると思うんです。なんか重くてごめんなさい!

若林:身が引き締まる思いですね(笑)

朝井:『殺人犯との対話』です。21世紀の10大殺人事件とその殺人犯を取材したノンフィクションなんですが、全く自分と考え方が違う人の意見を聞く怖さがすごく詰まっているんです。これを読んでおくと訳の分かんない事を言う作家の話を聞くクッションというか練習になるんじゃないかと思います。人の考えの謎がいっぱい詰まっている本なんです。

<視聴者にメッセージ>
若林:本が好きな人は作家さんの意外な一面が見られると思うので是非見ていただきたいです。あと僕が作家さんと対談する番組に出ると「若林のくせに生意気だ」みたいな感じになるらしいので温かい目で見ていただきたいです(笑)。

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