大仁田厚、MAX年収は1億7000万円 貯金はダンボールに

公開: 更新:

電流爆破デスマッチで一世を風靡したカリスマプロレスラーの大仁田厚(58歳)が、3月17日(木)に放送された『ヨソで言わんとい亭~ココだけの話が聞ける(秘)料亭~』(テレビ東京系列、毎週木曜23:58~)に出演。全盛期のMAX年収と豪快なお金の使い方を暴露した。

■師匠・ジャイアント馬場から愛の鉄拳!?
有刺鉄線を張り巡らせたリングで死闘を繰り広げるプロレスラー・大仁田は、58歳の今も現役として活躍中。そんな彼は、全日本プロレスに入り、故・ジャイアント馬場の新弟子1号として日々鍛錬を積んできた。そして、16歳の時にプロデビュー。当時のファイトマネーは1試合5000円だったという。

馬場の付き人をしていた大仁田は、一度だけ温厚な“師匠”を怒らせたことがあるとか。あろうことか、馬場の試合用パンツを宿泊していた旅館に忘れてきたという。そのことを正直に話さず嘘をついたことがバレて、「生まれて初めてぶん殴られた」と振り返った。

やがて、電流爆破デスマッチなどでファンの心をつかんできた大仁田は「邪道」と呼ばれることがありながらも、プロレス人気を牽引。名前を売るため、数々のバラエティ番組にも出演した。「一番多い時で、年間260試合」と語る大仁田のMAX年収は約1億7000万円。32、33歳頃だったという。その話を聞いたゲストの具志堅用高は「俺より多いっすね~」とびっくり。元ライトフライ級チャンピオンのプロボクサーだった具志堅のMAX年収は「約1億2000万円」だとか。

■現金1億円を○○貯金
かつて、休みが年間2日程度しかないほど働いていた大仁田は、稼いだ金で車を購入。ベントレー、ベンツSL、ボルボなど、次々と新車を買っていったという。大仁田は「当時は車を複数台所有することが流行っていたから、たくさん持てばいいかなって。でも、1台しか運転できないんですよね(笑)」と。

さらに、余っていた(?)1億円をタンス貯金ならぬ、ダンボール箱に入れて保管。決して開けないよう、ずっと我慢していたという。しかし、世話になった友人が借金で苦しんでいると知ったことなどがきっかけで、ついダンボールの箱を開けてしまった大仁田は「アレは、開けたらダメな。ホント、金って貯まらないよね」と、貯金の難しさを語った。

■リングから政界に進出
2001年、自民党の公認を受けた大仁田は参院選に出馬。“小泉チルドレン”の一人として、政界進出を果たす。「小泉(純一郎)さんが“改革だ!”“自民党をつぶす!”と仰っていて、この人についていきたいなと思った」と、出馬した理由を明かした大仁田。比例区で出馬して見事当選した彼は初登院の日に、当時明大の学生だったこともあり、学生服を着てマスコミの前に登場した。

議員としても強烈なインパクトを残した大仁田は、2007年に政界を引退。現在も年間200回のプロレス興行で全国を巡業している。今の年収は約3000万円ぐらいだとか。ちなみに、MCの名倉潤から「引退は考えないんですか?」と聞かれた大仁田は「“還暦電流爆破”で辞めます」と宣言。しかし、これまで何度も“引退”を口にしながら現役を続けているため「辞める辞める詐欺で、また10年ぐらい続けたりしませんか?」と、名倉からツッコまれるひと幕も。大仁田は「それ、4回か5回ぐらいやってるからな……って、詐欺じゃねぇってんだよ!(笑)。でも、すみませんでした」と反省していた。

この日は他に、伝説のキャバクラ嬢が夜の仕事の裏側を、戦力外通告を受けた元プロ野球選手が第二の人生を歩む際の過酷な現実を大暴露。実母に翻弄された女子プロボクサーも、壮絶すぎる体験を赤裸々に語った。

PICK UP