「赤いスイートピー」を浅野温子×桜庭ななみでドラマ化!

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浅野温子と桜庭ななみが、3月12日(土)放送の、BSジャパン開局15周年特別企画ドラマスペシャル『青春の名曲ストーリー 赤いスイートピー 神田川』(21:00~22:55)の取材会に出席。作品にかける意気込みや見どころなどを語った。

1960年代~80年代の大ヒット曲『赤いスイートピー』と『神田川』をモチーフに、それぞれをオリジナルストーリーでオムニバスドラマ化した本作。第1話『赤いスイートピー』では、独身を謳歌する羽鳥弓子(浅野)と、ミュージシャン志望の鈴木早織(桜庭)の心温まるストーリーが繰り広げられる。

今回、劇中で『赤いスイートピー』の弾き語りに挑戦している桜庭は、「台本を読んだ時、“弾き語り”と書いてあるのを見て、すごいプレッシャーを感じました。2週間ほど歌とギターの練習の時間があったのですが、地方に行く時もギターを持って行って、練習していました。歌いながら表現することが難しかったです」と苦労した点を明かし、すでにその弾き語りを聴いていた浅野は「2週間であんだけできたの!? すごいね~!!」と驚きつつも、ねぎらいの言葉を掛けていた。

また『赤いスイートピー』にまつわる思い出を聞かれ、浅野は「ドンピシャな世代のはずなのに、曲があまりにも有名すぎて、歌詞やメロディーを曖昧に覚えていたんです。“知っていて当然”だと思っていたものを覚えていないって、自分が恐かったです。私も劇中で鼻歌を歌うのですが、聴かないでください(笑)。当時、聖子ちゃんカットや“ブリッ子”っていう言葉が流行っていたのですが、私は仕事柄ブリッ子になる機会がなかったです(笑)」と当時を振り、記者の笑いを誘った。

そんな中、“思い出の青春ソング”を聞かれた浅野は『宇宙戦艦ヤマト』をあげ「背中をドーンと押してくれる。すいません、歌謡曲じゃなくて(笑)」と理由を明かし、桜庭は「ORANGE RANGEさんの『花』を聞くと、小学校の広場や、友達と話した言葉を、なぜかわからないけど思い出すんです。曲の力ってすごい」としみじみ語った。

最後に、浅野は「歳を取ってから思い出すことの楽しさと切なさを楽しんでいただけるドラマかと思います」と。桜庭は「学生時代の恋愛を思い出してもらえたり、家族との関係性を思い直してもらえるドラマになりました。色んな世代の人たちに見ていただきたいです」と視聴者に向けてメッセージを送った。

第2話『神田川』には、大杉漣と前田亜季が出演。定年退職した男・根岸和雄(大杉)と息子の恋人・森川すみれ(前田)を巡る物語が展開する。

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