蛭子能収、太川陽介が誰だかわからなくなる!?「可能性があるんだよ」

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2月13日(土)公開の映画『ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE』の完成披露試写会が20日、新宿ピカデリーにて行われ、太川陽介&蛭子能収、本作のマドンナ・三船美佳、主題歌を担当した由紀さおりが登壇。「蛭子さんが僕が誰だかわからなくなったら、この番組を辞める」と宣言した太川に、蛭子から「可能性があるんだよ」と不吉な発言が飛び出した。

『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』とは、太川&蛭子に、毎回女性ゲスト(マドンナ)1名を加えて珍道中を繰り広げる、テレビ東京の「土曜スペシャル」枠で不定期に放送されている人気旅バラエティシリーズ。映画では、日本を飛び出し「台湾」でローカル路線バスだけを乗り継ぎ、3泊4日で台北からガランピ灯台を目指す。

映画化の知らせを受け、太川が「テレビ東京は何を考えているのかと思いました(笑)。台本もない番組を映画にするって、無謀としか思えない。これが映画として成立するのか? と思っていたのですが……面白いものになりました! 本当に過酷な4日間でしたけど、1800円(映画のチケット代)払っていただいて大丈夫かと思っています(笑)」と自信を見せる中、蛭子は「俺はもう太川さんについて行ってるだけなので、言うことは何もないんですけどね。台湾に行ったことはみんな(観客)は知ってるんだよね?」と、今さらな質問。太川に、「タイトルに“in台湾”って書いてあるじゃん(笑)!」と突っ込まれていた。

マドンナとして初参加した三船は、「この番組の一視聴者でありファンだったので、いつか参戦したいと思っていました。でも、今まで参加されたマドンナの方々に口を揃えて“あんなに大変なロケはないよ”って言われて。私は来年で芸歴20年になるんですけど、今まで経験したお仕事の中で、ここまで台本がないのは初めてでした」と過酷さを痛感したようだった。

また、『バス旅』初の海外ロケの感想を聞かれ、太川が「カメラが映画用に4Kになっただけで、何も変わらなかったですね」。三船が「テレビで見たとおり、この番組には太川さんが必要」と明かす中、蛭子は「やっぱ中華料理の店が多かったですね」と当たり前の答えを返し、会場は大爆笑に包まれた。

さらに、蛭子は「私は昨日この映画をビデオで見たのですが……まぁまぁ面白かった(笑)。俺は小さい画面で見たから、こんな大きなスクリーンで見たら面白さが倍になると思います」と、最後まで“蛭子節”を炸裂させていた。

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