小泉孝太郎がKY、松下由樹が男まさりで口の悪い“刑事“役で初タッグ

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俳優の小泉孝太郎が、テレビ東京系列で2016年1月よりスタートする「金曜8時のドラマ『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』」(20:00~20:54)で主演を務めることがわかった。

作家・富樫倫太郎の小説『生活安全課0係 ファイヤーボール』(祥伝社刊)をドラマ化した本作。小泉が演じるのは、世間知らずの“究極のKY”刑事・小早川冬彦役。刑事役を何度も演じている小泉だが、刑事ものの連続ドラマで主演を務めるのは、今作が初となる。

これまで、捜査一課の刑事や華麗なエリート役が多かった小泉。今回、“KY刑事”役を演じるに当たり、「今まで僕が演じてきた精悍な刑事とは全然違うんです。KYで、オタク気質もあり、ちょっと間が悪かったり。でも、事件解決に結びつく事には鋭さを持っている、そんな独特なリズムを持つ変な男の役という今までやったことないタイプの役なので、すごく楽しみです。だから、敢えて刑事というのを意識せずに、今までのよくある刑事像とは違う、僕も今まで演じたことがない刑事像というのを作っていきたいと思います」と意気込みを語った。

さらに、松下由樹、安達祐実、木下隆行、原田夏希、手塚とおる、六角慎司、堀井新太、岸明日香、寺島進、石丸謙二郎、加藤茶、大杉漣の出演も決定。本作で初めて松下と“バディ”を組むことになった小泉は、「すごく楽しみですね。松下さんをはじめ、周りの人をイライラさせる役を演じるのは初めてなので面白いし、楽しみでもあります(笑)。視聴者の方にすごく親しみやすいドラマになればいいですね。見終わってから初めて“あっ刑事ものだったんだ”って思ってしまうような、面白いドラマを目指したいです」とコメントを寄せている。

[ストーリー]警視庁杉並中央署生活安全課に新しく設置された「なんでも相談室」は、“市民の声に迅速に対応するための新たな試みとして新設された”というふれ込みだが、その実態は問題を起こしたり、お払い箱になったりした人材の掃き溜め部署だった。“ゼロはいくつかけてもゼロ”。すなわち役立たずは何人いても役に立たないという意味で、署員たちから“ゼロ係”と揶揄されるようになる。そんなゼロ係に、警察庁科学警察研究所から謎のキャリア警視・小早川冬彦(小泉孝太郎)が異動してくる。冬彦はキャリア組にも関わらず、世間知らずで“究極のKY”刑事。そんな彼とバディを組まされたのは、“男勝りで口の悪い”ベテラン女性刑事・寺田寅三(松下由樹)だった。図らずも“究極のKY”な刑事は、ゼロ係に集められた“問題児”たちの起爆剤となり、化学反応を起こしていく。まったく噛み合わない二人と、超個性的なゼロ係の仲間たちが、様々な難事件を華麗に、時にドタバタと解決へ導いていく。

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