愛川欽也さんを偲んで、テレ東「午後ロー」枠で『トラック野郎 一番星北へ帰る』を放送

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“キンキン”の愛称で知られる俳優でタレントの愛川欽也さんが、4月15日に肺がんのため死去していたことがわかった。テレビ東京では愛川さんを偲んで、4月20日(月)の「午後のロードショー」枠(13:35~15:35)に、『愛川欽也さん特別企画「トラック野郎 一番星北へ帰る」』を放送することが決定した。

「トラック野郎」シリーズでは、菅原の相棒“やもめのジョナサン”として出演。ほかにも「西村京太郎トラベルミステリー」など、さまざまなドラマや映画に出演してきた。また、テレ東の長寿番組「出没!アド街ック天国」では、1995年~今年の3月まで20年間司会を務めるなど、多方面で活躍していた。

[あらすじ]花巻で婦人警官にしつこく迫った一番星(菅原文太)は、赤沢巡査部長(田中邦衛)に逮捕される。元警官のやもめのジョナサン(愛川欽也)が取りなそうとするが、一番星の態度の悪さに一日拘留が決定する。秋も押し迫ってきた頃、独身の一番星を心配したジョナサンの妻・君江(春川ますみ)がお見合いの話を持ってくる。常磐ハワアンセンターでのお見合いで、付き添いで来ていた静代(大谷直子)を早とちりでお見合い相手と勘違い。一目惚れしてしまう。その後、収穫したリンゴを運ぶため来ていた花巻で一番星は静代と再会、彼女には忘れ形見の誠という息子がいることを知るが、誠の模型ヒコーキを知らずにトラックで踏みつぶし壊してしまった一番星は思い切り嫌われてしまう。めげずにあの手この手で誠のご機嫌を取ろうとするが、一向にうまくいかない。そんなある日、静代の家を訪ねると、アメリカ帰りのコンボイ野郎・九十九譲次(黒沢年男)が静代に迫っていた。すぐに誤解が解け、譲次は静代の夫の幼友達だとわかるが、誠に好かれている譲次の存在が心配でならない。ヒコーキが亡き父が作ってくれた形見だと知った一番星は、徹夜で模型ヒコーキを完成させ、誠のところへ持っていく。ヒコーキを壊してしまったことを素直に詫び、2人で作ってきたヒコーキを飛ばす。大空高く飛ぶヒコーキに、誠と一番星、2人のわだかまりが解けていった。

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