三代目JSB登坂広臣、「iCON Z」プロデューサーとしての思い…「人間性もしっかり見たい」

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11月14日に放送された『~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z』(テレビ東京系、毎週日曜21:00~)に、登坂広臣三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)がゲスト出演。オーディションを経て“今”に辿り着いた自身の半生を振り返ると共に、「iCON Z~Dreams For Children~」プロデューサーとしての思いを語った。

木梨憲武がMCを務める同番組は、テレビ東京の伝説のオーディション番組『ASAYAN』の系譜を受け継ぎ、Z世代の若者に夢や希望を与え、未来のスターを発掘していくオーディションドキュメンタリー。

EXILEらが所属するLDH JAPANによる史上最大のオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」、テレビ東京2022年4月クールの深夜ドラマ主題歌の担当を賭けて開催する「TikTok 弾き語りシンガー ドラマ主題歌オーディション」、2022年スタートのテレ東深夜ドラマの主演を賭けた「人生で一度くらいドラマの主役をやってみたい人オーディション」という3つの企画から構成されている。

今回スタジオには、「iCON Z」ガールズグループ部門のプロデューサーを務める登坂が初登場。自らプロデューサーに志願したという登坂は、「もっと日本にこういうグループ・エンタメが生まれたら面白くなるはずなのにと、ガールズグループに対してすごく思っていた」とその理由を明かし、「一つの形として証明したい」と意気込んだ。

番組では、登坂の歴史を紐解くVTRを放送。「1987年東京都羽村市出身」というテロップと共に幼い頃の写真が映し出されると、「ここから振り返ってくれるの!?」と驚く登坂に、「すごいね!」と嬉しそうなEXILE NAOTO。そんな2人の期待通り、恥ずかしがり屋だった幼少期から、丁寧にその生い立ちに迫っていく。

今思うと中学時代からアーティストに憧れがあったという登坂だが、自分の思いに蓋をして美容師の専門学校へ。ところが、就職した美容院を半年で退職。「この世界に入りたかったと体の芯で思っているけど、恥ずかしくて言えなくて、自分に嘘をついて。それに耐えられなくなったんだと思う」といい、「ダメでもいいから一回(美容師を)辞めてチャレンジしたかった」と語る登坂の熱い思いが胸を打つ。

ちなみに、くすぶっていた登坂の心に火を付けたのは『EXILE VOCAL BATTLE AUDITION 2006』。EXILEのボーカリストに選ばれたEXILETAKAHIROが元美容師だったことから、「心がソワソワしたのを覚えています。他人事なんだけど他人事じゃないと勝手に思っていた」と、夢の歯車が回りだした日を懐かしむ。

その後迎えた、運命の三代目 J SOUL BROTHERSボーカルオーディション。当時の歌唱審査映像が流れるなり、「地獄です」と頭を抱える登坂だが、木梨からは「受かるようなムードを持ってる。(マイクを持っていないほうの)手の使い方とか」と冗談交じりに褒められ、照れ笑いを浮かべた。

また印象的だったのは、オーディション合格を告げられた時の登坂の表情。唇を噛み締め、こらえる涙。夢を実現した瞬間だったが、不合格となったライバルたちを思い「喜びなんて、そこからしばらくなかったですね」という言葉に、登坂の人柄が滲んでいた。

ほかにもVTRでは、同じオーディションを戦い抜いた今市隆二(三代目 J SOUL BROTHERS)に対する本音や、合格を願って書いた“絵馬”の写真などを公開。オーディション当時の心境をはじめ、知られざる過去が次々飛び出す貴重映像となった。

「iCON Z」ガールズグループ部門オーディションについて、ゲストのいとうあさこが「いい子」を選んでほしいと切望すると、「マジで大事だと思います」と登坂。「技術だけじゃなく、人間性もしっかり見たい」と話す姿に、EXILE NAOTOも「日に日にプロデューサーっぽくなってるんですよ」と太鼓判を押す。

「時代を象徴するグループを目指して、僕も全力で挑みたい」と語る登坂の並々ならぬ思いが詰まった今回のオーディション。一体どんなガールズたちが集い、どんなドラマが待っているのか。今後の展開から目が離せない。

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