安田顕の熱血芝居やホロリ展開に「こういうのが見たかった!」

公開: 更新:

田中圭が主演を務める『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系、毎週金曜20:00~)。10月29日に放送された第3話では、熱血刑事・安堂源次を演じる安田顕の熱い芝居に注目が集まった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、作・夏緑、画・菊田洋之による人気コミック「らせんの迷宮―遺伝子捜査―」を実写化したヒューマンミステリー。「DNAは嘘をつかない」が口癖の神保仁(田中)が、安堂や科捜研の乱原流奈(倉科カナ)と共に、遺伝子捜査の裏にある人間模様に迫る。

「人が死んでいた」と道で声を掛けられた安堂は、警察官・松木宏(須賀健太)と現場へ向かうが、そこに死体はなく酔っぱらいの見間違いと判断。翌日、血の海と化したアパートの一室が発見されるが、そこにも死体がなかった。難事件に困り、神保に助けを求めた安堂。部屋にあった髪の毛とDNAが一致したことにより、被害者は赤島典子(徳永えり)だと判明。事件から1か月前、部屋で男の話声を聞いたとの隣人の証言が出ており、警察は男の捜索を開始する。

神保の調査により、被害者の部屋から男性のDNAが発見される。DNAにより人物の顔も特定できると言い、それによって導き出された顔は、安堂が最初に死体が消えた場所に一緒に見に行った松木にそっくりだった。話を聞きに行くと、4日前から連絡が取れなくなっているという。再度、死体が消えた現場を見に行ってみると、そこには2つの血痕が。その1つが松木のDNAと一致する。

安堂源次(安田顕)、神保仁(田中圭)
安堂源次(安田顕)、神保仁(田中圭)

その時、松木の目撃情報が。松木が宿泊しているであろう民宿に向かうと、またもや姿を消していたが、そこには凶器となったナイフがあり、さらに残された手帳には典子が夫にDVを受けていたという事実が記されていた。夫・真次朗(村上新悟)が典子を殺害したと確信した安堂は彼を警察署に呼び問い詰めるも、政界との関わりのある真次朗はすぐに釈放されてしまう。さらに、もう1つの血痕の人物も浮かび上がり、真次朗が依頼していた興信所の男であることが判明。松木が男も典子も殺害しており、真次朗に罪をなすりつけようとしたのではないかという線も出てくる。

真相がわからず混乱する安堂だったが、神保により松木をおびき出すことに成功。なんと典子はまだ生きており……。

神保仁(田中圭)
神保仁(田中圭)

ホロリと泣かせる展開に、SNS上では「こういう人情ドラマが見たかった!」との声が。事実を知ったこの安堂が涙ぐんでいる姿にも「熱血刑事にジーンとする」「熱い芝居に胸打たれた」などの感想があがっていた。

次回、第4話は11月5日に放送。世界的天才ピアニストの娘が誘拐される。

画像ギャラリー

PICK UP