新旧なでしこジャパンが集結!WEリーグ開幕に寄せる不安と期待

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新旧なでしこジャパンのメンバー計7名が、9月11日放送のサッカー番組『FOOT×BRAIN』(テレビ東京系、毎週土曜24:20~)にゲスト出演。9月12日から開幕する女子プロサッカー・WEリーグについての素直な思いや、成功のカギなどを語り尽くす。

今回はWEリーグ開幕直前のスペシャル版として、大宮アルディージャVENTUSからはコーチを務める大野忍を筆頭に、阪口夢穂鮫島彩が、INAC神戸レオネッサからは中島依美山下杏也加田中美南、ちふれASエルフェン埼玉からは荒川恵理子が出演。歴代なでしこジャパンの7名による座談会が、昨年完成したばかりの高円宮記念JFA夢フィールドで行われた。

座談会は世界との差を突きつけられた東京オリンピックの話題でスタート。ベスト8という結果について、主力としてチームを牽引した中島や田中はボールの支配力や、フィジカル面の差を指摘する。一方、キーパーの山下が漏らした本音には、別室で座談会をモニタリングしていた番組MCの勝村政信も「爆弾発言ですよ」と大慌て。山下の率直な意見が波紋を呼ぶ。

さらに、7名はWEリーグが抱える不安にも言及。2011年にW杯で優勝した直後は平均して例年の5倍以上のサポーターがスタジアムに集まったが、盛り上がりは一過性に終わり、観客数も下降の一途を辿っている。そんな状況の中で開幕するWEリーグについて、阪口や鮫島らベテラン勢は「大丈夫かな」「本当にできるのかな」という思いを抱えていたことを打ち明ける。

しかし、9月から翌年5月までを1シーズンとする秋春制に期待を寄せる選手も。山下は、WEリーグが海外の女子サッカーリーグと同じ秋春制を採用したことで、外国人選手の移籍のハードルが低くなると主張。番組ではWEリーグへの参戦が決まっている期待の外国人選手を紹介していく。

また、WEリーグを盛り上げるための意見交換やライバルチームへの印象なども飛び出し、座談会は白熱。その他、番組スペシャルアナリストで日向坂46影山優佳が注目しているWEリーグの選手も発表される。

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