妹たちに愛情を注ぐ姉が抱える過去の深い悲しみとは?

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矢作兼おぎやはぎ)、ビビる大木らがMCを務める『家、ついて行ってイイですか?(明け方)』(テレビ東京系、毎週月曜27:55~)が9月6日に放送。今回は、料理のオンライン教室で出会った、東京・阿佐ヶ谷に住む一家が登場した。

ご主人(47歳)はフリーのゲームクリエイター。夫人(44歳)、長男(13歳)、長女(11歳)、三女(3歳)、四女(1歳)の6人家族は、家賃12万円6000円、築50年の一軒家で暮らす。

長女はとても面倒見がよく、妹たちが大好き。「大変なこともあるけれど可愛い。食べちゃいたいくらい可愛い」と溺愛。この日は、長女がオンライン教室でレバニラ炒めを調理し、家族に振る舞う。

夫婦は結婚14年目。最初は言葉を濁していた夫人だったが、実は6年前に心臓病で次女を1歳半で亡くしたと明かした。心臓移植しか助かる道はないと聞かされた夫婦は、寄付を募ろうと活動を開始。あと1週間ほどでやっと動き始めそうな目途が立った矢先に息を引き取ったと話す。

夫人は「もうちょっと早く何とかできたら良かったのかなって未だに後悔しています」と涙ぐむと、ご主人も「まだ夢にも出てきますね」と吐露。当時、まだ幼かった長女も鮮明に覚えており、「今考えるとお父さんも嫌なのに、私、何であんなに笑顔で話してたんだろう。お葬式の時だってみんな泣いてるのに私だけ何の気持ちもこもってなくて……」と号泣。気持ちの整理がつかない中、三女が誕生した時の心境を、「また病気になって死んじゃうのが一番ショック受けるだろうなと思って」と振り返る。しかし、「でも、今は元気だから安心してる」と、最後は弾ける笑顔を見せた。

次回は9月13日に放送される。

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