研ナオコ演じる老婦人の生き方に「旦那を大事にしようと思った」

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竜星涼が主演を務める『ドラマ 「家、ついて行ってイイですか?」』(テレビ東京系、毎週土曜23:25~)。8月28日に放送された第3話では、研ナオコ演じる実話をもとにした老婦人の物語が描かれた。SNS上では「旦那のことを大事にしようと思った」などのコメントがあがった(以下、ネタバレが含まれます)。

同ドラマは、終電を逃した人などに「タクシー代を払うので、家、ついて行ってイイですか?」と番組ディレクターがお願いし、同意を得られた人の住居を訪問してインタビューする同局の名物バラエティ番組『家、ついて行ってイイですか?』で実際に放送され、話題を呼んだ回をドラマ化したもの。竜星は番組ディレクター・玉岡直人役を演じている。

「銭湯の回数券をプレゼントするので、家、ついていってイイですか?」という誘い文句で銭湯の客に声を掛けていた玉岡は、毎日銭湯を利用しているという村松きよ美(研)と交渉が成立する。

玉岡直人(竜星涼)、村松きよ美(研ナオコ)
玉岡直人(竜星涼)、村松きよ美(研ナオコ)

江戸っ子気質のきよ美は71歳。いつも夕方5時ぐらいに帰ってくるという夫・勝彦(菅原大吉)と2人で暮らしているそう。勝彦とは自身が営むスナックで出会い、お互い再婚同士で50代半ばに結婚したという。家の中には、「かっちゃん(夫)が好きだから」と青汁やビール、龍角散のど飴などが大量にストックしてあった。

村松きよ美(研ナオコ)
村松きよ美(研ナオコ)

さらに、家のところどころで夫との思い出を語ってくれるきよ美。そんな夫が5時になっても帰ってくる気配がなので玉岡が「帰って来ませんね」と聞くと、きよ美は「来ないよ」とポツリ。実は勝彦は2か月前に死去しており、玉岡にウソをついていたのだった。家に夫の好きなものを残しておく理由は、「影も形もなくなっちゃうから」と寂しそうに語った。

SNS上には「旦那のことを大事にしようと思った」「結末がわかっていたけど泣けた」「寂しいってことは確かにそこにいた証拠」と、視聴者の感動の声があがっていた。

次回、第4話は9月4日に放送。中尾ちはる(川島海荷)と夫の和広(小野塚勇人)の家について行く。

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