内田理央「切なさ&ラブ強め」桃ちゃんが三角関係でバチバチ!?『来世ちゃん2』

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「グランドジャンプ」に連載中のいつまちゃんによる人気漫画を、2020年に実写ドラマ化した『来世ではちゃんとします』(テレビ東京ほか)。放送がスタートすると、5人のセフレがいる性依存系女子という主人公・大森桃江の赤裸々なラブエロストーリーは大きな反響を呼び、続編となる『来世ではちゃんとします2』(8月11日スタート、毎週水曜24:40~)の放送が決まった。

間をあけずして決定したシーズン2の放送に、桃江を演じた内田理央さんも「ものすごく嬉しい」と笑顔を見せる。そんな内田さんに自身に届いた嬉しい反響や、パワーアップしたシーズン2の見どころなどを伺いました。

――前作は大きな反響があり話題になっていましたが、実感はありましたか?

オンエアされているときは、そこまで実感はなかったのですが、放送終了後、Paraviさんの加入者数が「来世ちゃん現象」と呼ばれるぐらいの快挙だったらしく、想像以上に反響が大きかったようで驚いています。私自身も嬉しい感想をいただきました。

――具体的などんな声が届いたのですか?

内容的に若干過激なところがあるので、男性目線に寄った作品になるかなと心配していたんですが、20~30代の女性の視聴者が多かったようで、それがまず嬉しかったです。私自身、桃ちゃんのぶりっ子過ぎず、ちょっと抜けていてパーソナルスペースがガバガバなところを繊細に演じたいと意識していたので、そういったところに触れていただけた意見はすごく励みになりました。

――シーズン2の放送が決まったときは?

原作も続いているし、続編もできるのかなと思っていましたが、まさかこんなに早くできるとは思っていなかったので嬉しかったです。

――桃江を演じるうえで心掛けていることは?

下ネタや過激な内容が含まれているので、女の子が見て下品だなと思われないようにというのは意識していました。桃ちゃんは、セフレが5人いますが、とても優しくて愛されキャラ。そこはしっかり演じたいと思いました。

――シーズン2の撮影初日はどんな気持ちで現場に?

シーズン1のとき、桃ちゃんという女の子をかなり繊細に作ってしまっていたので、いざシーズン2の現場に入るとき、チューニングをするのが難しくて、めちゃくちゃ緊張してしまいました。

――共演者とはいかがでしたか?

みんなも久々で最初は緊張している感じでしたが、半日も経ったら自分の家のようにリラックスして過ごしていました。いまはみんなでおしゃべりしたり、家族のような感じです。

――パート2で桃ちゃんは婚活にチャレンジしていますが、演じてみていかがでしたか?

初めて婚活の現場を経験したのですが、すごく難しいなと。自分の理想通りの人なんて出会えないな……と感じてしまいました。どこか妥協ではないですが、許せる部分を見つけることも大切だなと痛感しています。

――どうしても譲れない部分は?

ギャンブルはしない人がいいですね(笑)。あとは私が掃除とかが苦手なので、全部任されるのはちょっと……。一緒に家事ができる人がいいです。

――婚活の駆け引きはいかがでしたか?

オーディションみたいでした。見極める方も、もしかしたら次はもっといい人に出会えるかもしれない……と考えてしまいがちですよね。運命の人って決めちゃうと、なかなか出会えない気がします。

――シーズン2の見どころは?

このドラマのいいところは、ほっこりしたエロラブコメディ。シーズン2もそこは継承しつつ、前回よりもかなり切なさが多めになっています。内容としては、セフレの誰かと深い関係になってしまったり、同僚の松田くん(小関裕太)と、本命セフレAくん(塩野瑛久)と、桃ちゃんの三角関係もバチバチになったりします。前作より切なさ&ラブ強めです!

――個性的な登場人物がたくさん出てきますが、シーズン2はどの関係性に注目ですか?

私は本命セフレのAくんと桃ちゃんの関係性が面白いなと思います。

――内田さん自身、来世でやりなおしたいことはありますか?

丁寧な暮らしをしたいです。結構ラフな生活をしているので……。朝起きたらコーヒーを入れて、窓を開けて陽に当たってジャズを聴くみたいな(笑)。

――シーズン2ではどんなことを伝えたいですか?

このドラマに出てくる人たちは、みんな一癖も二癖もある個性的で悩みがある人たちばかり。でもそんな人たちも、否定しない世界観がこのドラマの良いところだと思います。「来世でちゃんとしよう」って前向きに生きている姿を見て「まぁ、いっか」と思っていただけたら嬉しいです。

(取材・文:磯部正和)
(ヘアメイク:Midori スタイリスト:ゴトウカナエ)

<第1話あらすじ>
大森桃江(内田)は相変わらず5人のセフレと愛を営む日々を送っていたが、ついに結婚に焦りを感じ、婚活パーティへ行くことに。しかし、普段から顔や稼ぎのいいセフレと遊んでいる桃江は冴えない参加者たちに全くトキメキを感じない……。そんな桃江の前にひとりのイケメンが。すぐに意気投合したが、その日のうちに体の関係を持ってしまい……。

一方、桃江の同僚・松田(小関)も相変わらず亜子(小島藤子)とセフレ関係を続けていた。いつも通り2人で眠っていたが、松田が目を覚ますとなんと手が縛られていて……!?

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