西島秀俊“三舟”、濱田岳“高築”に疑心を抱くも感動のラストに「泣けた」

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西島秀俊が主演を務める『シェフは名探偵』(テレビ東京系、毎週月曜23:06~)の第6話が、7月12日に放送された。SNS上では、感動のラストシーンに「泣けた」「マジで良いドラマ」「安定の面白さ」といった反響が寄せられた(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、近藤史恵による人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」が原作。「ビストロ・パ・マル」を舞台に、西島演じるシェフ・三舟忍が、人並み外れた洞察力で、訪れた客たちが巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎を解いていくグルメミステリー。

ギャルソン・高築智行(濱田岳)は、三舟にヴァン・ショーのレシピを教えて欲しいとお願いするが、「ダメだ、秘密だ」と言われてしまう。その直後に、常連客の西田(新納慎也)が、婚約者で小劇団の人気俳優・串本法子(真飛聖)を連れて来店。三舟は西田から、「シェフも大変ですよね、この間、遅くまで働いていたでしょ?」と、数日前にお店の前を通った際、夜中の3時なのに電気が付いていたと言われる。気になった三舟が閉店後にその日の防犯カメラを見ると、なんと高築の姿が映っていた。

高築智行(濱田岳)、三舟忍(西島秀俊)
高築智行(濱田岳)、三舟忍(西島秀俊)

高築が深夜にお店で何をしていたのかが聞けないまま数日が経った。すると今度はスーシェフ・志村洋二(神尾佑)のロッカーに「コロス!!」と書かれた紙が数日前に入っていたと相談され、三舟は高築へ疑いを向ける。後日、仕事の会食で西田が来店。しかし、体調が悪い西田が何度も席を立っていることに気づいた三舟が気を利かせてスープを提供すると、一度はお店を後にした西田がお礼を言いに戻ってくる。

そこで、体調不良の理由は彼女の手料理を食べ過ぎてしまったからだと嬉しそうに話す西田の話に、三舟はある違和感を覚える。翌日、串本がファンの女性を連れて来店。西田が忘れたハンカチを取りに来たという。すると三舟が、先日、西田に作った料理は串本が作ったものではないのではないかと指摘。串本は素直に認め、一緒に来店したファンの子が作ったと打ち明けた。

三舟が西田の料理に細工をしたのではないかとファンの女性に尋ねると、彼女は「あんな人、死んじゃえばいい!」と、結婚して俳優を辞める串本を奪った西田が許せないと料理に下剤を入れたと告白。串本は、舞台から降りることは「私が決めたこと」と説明。三舟もドルチェプレートを彼女にご馳走し、「君は他に夢を見られるものを探すことが出来る。串本様の力を借りなくても君は必ず幸せになれるよ。だから大丈夫」と言葉をかける。

志村洋二(神尾佑)
志村洋二(神尾佑)

そして志村に「コロス!!」と書かれた紙を送ったのは志村の妻だったことが判明。また、三舟が忘れ物をして一人店に戻ると、高築の母(柿丸美智恵)が石川県から三舟を訪ねて来店。高築から送られてきた動画を三舟に見せる。そこには誰もいない深夜の店内で「ギャルソンとしてきちんと一人前になって、いつかフレンチのお店を出すことです」と夢を語る高築が映っていて……。

次回、第7話は7月18日に放送。お嬢様の山下嗣麻子(宮下かな子)が持ち込みワインの相談で来店する。

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