「フライ」だけど、揚げない!?

埼玉県行田市の名物「フライ」。“足袋のまち・行田”のソウルフードとして親しまれてきました。

その見た目は、ガレットのよう。水で溶いた小麦粉にネギや肉をのせて薄くのばして焼き上げた、お好み焼きに似た郷土料理です。

フライフライ

揚げ物でもないのに「フライ」と呼ぶ理由は、一説によると最初は“フライパン”で作っていたため。それが短くなってフライになったのだとか。お好みでソースか醤油を塗って、いただきます。

お好み焼きのような見た目のフライお好み焼きのような見た目のフライ

ねっとりと弾力がある一方、ネギのシャキシャキ感もあり、色んな食感を楽しむことができます。

また、足袋職人さんたちに愛されてきた「ゼリーフライ」というものもあります。小判の形をしているので“銭形フライ”が訛って、ゼリーフライになったといわれています。

ゼリーフライゼリーフライ

おからとジャガイモ、にんじん、長ネギなどを入れたタネを揚げてソースを付けたもので、断面までポテトコロッケに似ています。

断面断面

ポテトコロッケのような味に、よりもっちりした食感。おから、おいも、そしてタレの甘さが加わった独特の甘みが特徴です。

足袋職人のおやつとして愛されてきた

かつて行田の足袋職人たちは、寝食を惜しんで足袋作りに勤しんできたそう。「フライ」や「ゼリーフライ」は、工場で働く人々におやつとして親しまれてきたといいます。

ご紹介したフライを食べられるのは、「かねつき堂」というお店。大きな鐘楼(しょうろう)がシンボルです。

かねつき堂かねつき堂

遠くの町から食べに通う人もいるそう。昔ながらの味に浸ってみたいですね。

お店情報

かねつき堂
埼玉県行田市本丸13-13
※新型コロナウイルスの影響など、営業状況については事前にご確認ください
※また、緊急事態宣言中のため不要不急の外出はお控えください

TBS Topics

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