飛行機を利用するときにほとんどの人が利用する手荷物預かり。目的地に到着すると自分の手荷物も到着しているのは当たり前になっていますが、実は様々なプロセスを経て、飛行機へと積み込まれていました!

プロの技① 手荷物を傷つけないように梱包

空港カウンターで預けられる手荷物は多種多様。中には、楽器や釣竿、ゴルフバッグやベビーカーなど壊れやすいものもあります。

これらはカウンターのグランドスタッフによって梱包されており、どんな手荷物が来ても対応できるよう、カウンターの後ろには様々なケースが準備されています。

荷物が傷つかない工夫荷物が傷つかない工夫

 

プロの技② 運ぶときも丁重に。レーンは2種類

手荷物をコンテナまで運ぶために、カウンター横に設置されているベルトコンベア。
これには「スーツケースなどを運ぶ通常レーン」と「壊れやすい手荷物を運ぶ専用レーン」の2種類があります。

カウンター横に設置されているベルトコンベアカウンター横に設置されているベルトコンベア

専用レーンは、通常レーンと比べてスピードが遅く、カーブのない直線になっているのが特徴。
壊れやすい手荷物でも、倒れたり、ぶつかったりすることなく運ばれていきます。

壊れやすい手荷物を運ぶ専用レーン壊れやすい手荷物を運ぶ専用レーン

 

プロの技③ 素早くコンテナに積み込み

レーンで流れてきた手荷物は、1階下にある「メイク」という場所に運ばれ、乗せる航空便ごとに分けられたコンテナに素早く荷分けされていきます。

1階下にある「メイク」1階下にある「メイク」

積み間違いが起きないように、グランドスタッフが手荷物に付けられたバーコードでしっかりと管理。

手荷物に付けられたバーコードで管理手荷物に付けられたバーコードで管理

手荷物の積み込みが終わったコンテナは「トーイングカー」という専用車に乗せられ、飛行機の近くまで運ばれます。

プロの技④ 機体ごとに積み込み方を綿密に計算

コンテナは、ただ順番に積み込むだけではなく「エアポートマネジメントセンター」が作成する「指示書」通りに積み込む必要があります。

その理由は、貨物によって機体の重心が前後にずれてしまうと、飛行機は決められた長さの滑走路で離陸できなくなってしまうから。

「エアポートマネジメントセンター」「エアポートマネジメントセンター」

機体のバランスを規定値内で収めるため、貨物でバランス調整をしています。

また、行き先や乗客によって積み込み方を配慮することも。
たとえば乗客にビジネスマンが多い場合、「早く飛行機に入って、前の方に座り、到着したら早く降りたい」というニーズを持つ人もいます。

すると機体の重心は前に偏ってしまうため、貨物は後ろ寄りに配置します。

乗客によって荷物の積み込み方を配慮乗客によって荷物の積み込み方を配慮

普段何気なく預けていた手荷物ですが、様々な場面でプロの技と考えのもと飛行機へと積み込まれていました。手荷物を預けてから積み込みまでの間、短時間でこれだけのプロセスを通っていたとは、驚きですね!

知られざる舞台裏の物語
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Catari(カタリ)
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