エジプトのリシュトという場所に、日干しレンガでできた不思議なピラミッドがあります。このピラミッドは、紀元前1900年代のエジプトを治めたアメンエムハト1世のもの。通常のピラミッドのように石造りではないために崩壊が進み、まるで砂の山のような姿をしています。

今回、『世界ふしぎ発見!』が日本で初めて内部へ潜入!ピラミッドに隠された謎や、アメンエムハト1世の思いを探ってきました。

レリーフや石柱…各所に置かれた石の謎

今回が日本初潜入となるピラミッドの入り口には、盗掘防止のためにたくさんの岩が。

日本初潜入となるピラミッドの入り口日本初潜入となるピラミッドの入り口

岩をどかして扉を開けると、暗くて窮屈な通路が続きます。

まっすぐ立って歩くことができないほどの狭い通路を進んでいくと…

歩けないほどの狭い通路を進む歩けないほどの狭い通路を進む

逆さまになった石のレリーフを発見。表面には、アメンエムハト1世より何百年も前の偉大なエジプト王「ウセルカフ王」の名前が刻まれています。

偉大なエジプト王「ウセルカフ王」の名前が刻まれたレリーフ偉大なエジプト王「ウセルカフ王」の名前が刻まれたレリーフ

さらに奥には、ウセルカフ王より昔のエジプト王「カフラー王」の神殿に使われていた石柱もありました。

エジプト王「カフラー王」の神殿に使われていた石柱エジプト王「カフラー王」の神殿に使われていた石柱

ピラミッド自体は日干しレンガで作られているのに、ところどころに石が配置されているのが不思議です。

棺を置く場所に掘られた深い穴の謎

しばらく通路を進むと、大人1人がやっと潜り込めるくらい狭い隙間が。

大人1人がやっと潜り込めるくらい狭い隙間大人1人がやっと潜り込めるくらい狭い隙間

なんとか通り抜けると、アメンエムハト1世の玄室(棺を置くための部屋)へ到着しました。
ここにはなぜか、はるか下へと続く深い穴が掘られています。

はるか下へと続く深い穴はるか下へと続く深い穴

通路にいくつも置かれた石に、玄室の深い穴…これらはなぜピラミッド内に存在するのでしょう?

「石」と「深い穴」の謎は「王の想い」にヒントが隠されていた!

そのヒントは、アメンエムハト1世の考えの中にありました。
アメンエムハト1世の生きた紀元前1900年代は、エジプトが他国から侵攻され、国としての立場を弱めていた時代。

アメンエムハト1世は「前時代の王たちが統治していた頃のようなエジプトを取り戻すにはどうしたらよいか」と思案します。

そこで考えたのが、古代のファラオ(王)たちの力を借りること。
そのために、アメンエムハト1世は自身のピラミッドへさまざまな工夫をします。過去の王たちに関係のある石を各所に置くことで偉大な力を自分の元へ集めようとし、魂の復活の象徴と考えられていた「深い穴」を掘ることで冥界との通路を作りました。

魂の復活の象徴と考えられていた「深い穴」を掘ることで冥界との通路を作った魂の復活の象徴と考えられていた「深い穴」を掘ることで冥界との通路を作った

ピラミッドの内部に石や穴があった理由は「エジプトを以前のような強い国に戻すため、古代の王たちの力を借りようとしたから」だったのですね。

日本初潜入のピラミッドには、不思議な謎が隠されていました!「弱ってしまったエジプトを元の強い国に戻したい」というアメンエムハト1世の思いが謎を解くカギになっていたとは、興味深くもありちょっと切なくもある新発見でした。

世界のあらゆるふしぎを解き明かす!
世界ふしぎ発見!
(TBS系列:土曜よる9:00~)

 

あなたにおすすめ

▪️世界最大のピラミッドの内部に潜入!
▪️草原の下に中国の城塞が眠っていた!?日本チームが発見
▪️NASAも研究!? 火星と同じ石が地球にあった!

 

Catari(カタリ)

マツコ・デラックスが、毎回あてもなく気ままに夜の街を徘徊し、そこで出会った人々と交流をする『夜の巷を徘徊する』(テレビ朝日系、毎週木曜24:20~ ※一部地域を除く)。9月19日の放送では、先週に引き続き、東京湾アクアラインにあるパーキングエリア・海ほたるを訪れた。

ページトップへ
Twitter Facebook