日本中が期待と関心を寄せている2020年の東京オリンピック。
今から観戦を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、東京オリンピックを悪用した“オリンピック詐欺”なるものが現実に発生しているそうです。

今回はイメージとして被害にあった方を「Aさん」、詐欺の犯人2名を「B」、「C」として、“オリンピック詐欺”の手口を解説します。
被害を防ぐための対策もご紹介しますので、ご家族や知人に共有してくださいね。

詐欺の手口①:「オリンピック振興会」からの電話

“オリンピック詐欺”は、「オリンピック振興会」という“架空の組織”に所属する人物になりすました犯人・Bの電話から始まります。
Bは詐欺のターゲットであるAさんの家へ電話をかけ、「東京オリンピックの開会式のチケットを特別価格で優先販売している」と嘘の情報を話します。

「オリンピック振興会」という架空の組織に所属する人物からの電話「オリンピック振興会」という架空の組織に所属する人物からの電話

Aさんがチケットの値段をたずねると「1枚20万円」という答えが。
高額だったため、Aさんはチケットを購入せずに電話を切ります。

高額チケットのため購入を断る被害者高額チケットのため購入を断る被害者

これで安心。と思いきや、オリンピック詐欺は一度の電話では完結しない詐欺の手口。
そして、ここからが“オリンピック詐欺”の巧妙なところです。

詐欺の手口②:「チケット販売業者」からの電話

同じ日の夜に、今度は「チケット販売業者」を名乗る犯人・CがAさんの家へ電話をかけます。もちろんこのCは、Bの仲間。

「チケット販売業者」を名乗る人物からの電話「チケット販売業者」を名乗る人物からの電話

Aさんが電話に出ると、「優先販売されているオリンピックのチケットを1枚35万円で買い取りたい」と持ちかけます。

優先販売チケットは購入しなかったことをAさんが告げると、Cは「また優先販売の案内があるかもしれないので、購入したときには連絡をください」と言って電話を切ります。

Bに案内された優先販売価格が20万円だったのに対し、Cに持ちかけられた買い取り希望価格は35万円。

15万円の差額が自分のもうけになると後悔してしまう15万円の差額が自分のもうけになると後悔してしまう

15万円の差額が自分のもうけになることを考え、AさんはBからチケットを買わなかったことを後悔します。

詐欺の手口③:「オリンピック振興会」から2度目の電話

すると数日後。
オリンピック振興会のBは、再びAさんへ電話をし「優先販売チケットの購入はどうしますか?」と質問します。以前Cからの電話で購入しなかったことを後悔したAさんは、「買います」と即答してしまいました。

「オリンピック振興会」から2度目の電話「オリンピック振興会」から2度目の電話

「あとでチケット販売業者・Cに買い取ってもらえば1枚あたり15万円の得になる」と信じてチケットの購入を決め、チケット5枚分・合計100万円もの代金をATMに振り込んでしまいます。

詐欺とは知らずに100万円もの代金をATMに振り込んでしまった被害者詐欺とは知らずに100万円もの代金をATMに振り込んでしまった被害者

その後Aさんのもとにオリンピックのチケットが届くことはなく、BやCからの連絡も一切ありません。そこで、詐欺だと気づくのでした。

“オリンピック詐欺”の被害を防ぐにはどうすればいい?

“オリンピック詐欺”の被害者にならないためには、次の2点を覚えておくことが大切。
まず、2019年1月現在、東京オリンピックのチケットはまだ発売されていないという点。

2019年1月現在、東京オリンピックのチケットはまだ発売されていない2019年1月現在、東京オリンピックのチケットはまだ発売されていない

もう1点は、実際に東京オリンピックのチケットの販売がスタートしても「正規ルートから直接購入するべき」ということです。

人を介しての購入や、あやしいルートでの購入はトラブルの元になったり、別な形の詐欺に巻き込まれたりする危険性があるため。

また、オリンピック詐欺に限らず、いわゆる“オレオレ詐欺”のような詐欺全般の対策に有効なのが、「自動通話録音機」という、電話につなげることで自動で録音してくれる機械。

自動電話録音機自動電話録音機

電話に出る際、以下のような言葉が自動的に冒頭で流れます。
万が一詐欺グループからの電話だった場合でも相手が警戒するため、事前に被害を避けやすくなります。

自動応答メッセージ自動応答メッセージ

世界的なスポーツの祭典であるオリンピック。
日本で開催されるのはとても嬉しいことですが、今回ご紹介したような詐欺が起こっていることは見逃せません。
“オリンピック詐欺”の被害にあわないために、詐欺の手口や対策を知っておき、安心して2020年の東京オリンピックを迎えましょう!

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Catari(カタリ)

日本が誇る世界的ギタリスト「MIYAVI」さん。 “ピックを使わず、指で弦を叩いてギターを演奏する”独自のスラップ奏法は、三味線の演奏からインスパイアされたもので、「サムライギタリスト」とも呼ばれています。 世界を舞台にこれまで300回以上のライブを行ってきたMIYA

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