BABYMETAL、チャットモンチー…マツコ、ガールズバンドの歴史を学ぶ

公開:

マツコ・デラックスも“知らない世界”をその道を愛してやまないスペシャリストが紹介していくバラエティ『マツコの知らない世界』(TBS系、毎週火曜20:57~)が7月6日に放送。今回は、SHOW-YA寺田恵子と、海外でも人気のギタリスト・SAKIが、日本のガールズバンドの「変遷」と「今」を熱く語った。

日本のガールズバンドについて「日本ではなかなか認知されていないですけど、世界では注目されている」という寺田。その代表として、BABYMETALの名前を挙げた。彼女たちはバンドではないとしつつも「見た目がすごく可愛い。幼い。でもサウンドがすごくヘビー」とコメント。BABYMETALをきっかけに、海外のメディアが、日本のガールズバンドに注目するようになったと述べた。

寺田恵子(SHOW-YA)
寺田恵子(SHOW-YA)

なぜ、粒揃いの同業界が盛り上がらないのか。SAKI曰く、ガールズバンドは、男性バンドとアイドルの狭間でもがく存在だという。本意じゃない見方をされると言うと「難しいよね……」とマツコ。続けて「女性が宝塚を応援したり、今のアイドルも女の子のファンがいたりする。きっかけさえあれば、ハマる層が絶対数いると思う」と語った。

1980年代の「SHOW-YA」と「プリンセスプリンセス」の両巨頭が揃った時代、2000年代にはアイドル性を取り入れた「ZONE」や「Whiteberry」の登場など、ガールズバンドの歴史を振り返る中、2010年代については、日本レコード大賞を受賞した「SCANDAL」のほか、「チャットモンチー」をピックアップ。

チャットモンチーの楽曲「シャングリラ」についてSAKIは「こんなにかわいいのに、変拍子とかサラッと難しいことを入れてくる。バンドとしてのレベルが上がった年代」だとした。また、同バンドのほかアニメ『けいおん!』などの影響も大きく、女性バンド人口が増えたという。マツコは「“できそうだな”って思わせるのも大事だよね」と感想を述べていた。

SAKI
SAKI

次回は7月13日に放送。楠田枝里子が消しゴムの世界を紹介する。

画像ギャラリー

PICK UP