佐々木蔵之介、1人20役の舞台で覚醒!「面白い体験でした」

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佐々木蔵之介が7月3日に放送された『人生最高レストラン』(TBS系、毎週土曜23:30~)に出演。俳優人生の中で最も苦労した瞬間を語った。

“食”の記憶をゲストの半生と共に振り返る同番組。佐々木は、劇団での活動を経て東京の芸能事務所に所属した頃のエピソードを披露した。初めてのドラマ出演で佐々木に与えられたのは政治家の役。撮影では政治家として演説をすることになっていたそうで、その台詞が前日にFAXで送られてきたという。なんとか台詞を覚えて撮影をこなしたものの、自信を喪失。佐々木は帰りのタクシーの中で、マネージャーに「僕はテレビ向いてないのでもうやらないです」と伝えたが、「いやいや、向いていると思うよ」と軽く返され、続けることにしたのだとか。

さらに、1人で20もの役を演じなければならない舞台『マクベス』にも挑戦。最初はオファーを断るつもりだった佐々木だが、なぜか出演することになっていたという。番組MCの加藤浩次は、出演することになった経緯を覚えていない佐々木に「大事なところ抜けてますね!」と指摘。「一番聞きたいところなんで抜けるんですか?」とツッコんで笑いを誘った。

『マクベス』の台詞がまったく覚えられなかった佐々木は「怖くて、本当に逃げ出したくて」と当時の苦しかった心情を回想。しかし、ある企画で『マクベス』の舞台でもあるスコットランドを訪れた際にきっかけをつかみ、帰りの飛行機の中で一睡もせずに台詞を全部覚えてしまった。

佐々木蔵之介
佐々木蔵之介

「面白い体験でしたね」と述懐する佐々木は、舞台の本番でも覚醒。頭の中に台本が浮かんでいて、本番中に台詞を入れ替えることもできたと語り、出演者を驚かせた。

そんな佐々木の数々のエピソードと、キャラクターに反響が続出。SNS上では「おしゃべり面白くてカッコ良かった!」「お話、常軌を逸してて楽しい」「こんなに面白可愛い人だったんだ」「本当に魅力的な人だなぁ」「イケオジっぷりにヤラレタ」などのコメントが寄せられた。

次回7月10日の放送は、ゲストに三田佳子が登場する。

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