山田孝之が明かした『全裸監督』を引き受けた本当の理由に「尊敬する」

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6月6日に放送された『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系、毎週日曜22:00~)では、先週に引き続き山田孝之が登場。林修先生が“時代のカリスマ”と対談する「インタビュアー林修」の中で語られた、山田のとどまるところを知らない挑戦する姿に共感する声が相次いだ。

同番組は、いま知っておくべき話題のトレンドを物知りな林とやさしく掘り下げ、日曜の夜をちょっとだけ元気にするバラエティ。

山田は、アダルトビデオ監督・村西とおるの人生を描く作品『全裸監督』の主役を引き受けた最大の理由を「世界配信だったから」と告白した。山田曰く、日本の芸能界・映像業界では、行き詰るとハリウッドを目指す風潮があるといい、山田も例にもれず、英会話の特訓を行っていた。しかし、言語が違えば伝え方も違うと気づき「ハリウッドで演じることは、20年の経験を生かすことになるのか?」と疑問を抱くように。一方で「欧米では字幕映画は誰も見ない」というセオリーもあり、山田はこの間で葛藤していた。

そんな時、Netflixでは世界中に多数の字幕作品が配信されており、それを楽しむ人が多く存在すると知った。つまり、ここなら日本の題材、スタッフ、キャスト、日本語で挑戦できるということ。さらに今の実力を全て見せることができ、世界からどう見られるのかが分かる。それを知りたかった山田にとっては、ここがまさに求めていた「挑戦できるフィールド」だったのだ。作品が世に出た後「日本で作って日本で出すより、圧倒的に多くの人に見てもらえたという肌感があった」と話す山田は、実際どの国に行っても声をかけられることが多かったと明かした。

最後に、常に挑戦を止めない山田に将来のことを尋ねると「俳優は賞味期限がないのがいいところ。容姿が変わっても、それに合う役をやればいい。年齢や経験でやれる役が変わる!」とポジティブ。そして「明日死ぬかもしれないと思って生きているから、後悔がないようにしたい。いろんなことに挑戦して、自分が生きたいように生きることが一番自分のため。人のために生きたってしょうがない」と山田の人生哲学が披露された。

インターネット上では山田の現状に甘んじず挑戦し続ける姿に共感の声が続出。「自分も行動起こしたくなる」「やはり只者ではないっ」「すごいな……尊敬する」「山田さんの言葉、痛いくらいに響いた」「自分も人生を充実させていきたい」と言ったコメントが見られた。

次回6月13日の放送では、V6岡田准一がテレビ発出しトークを披露する。

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