安田顕演じる国語教師“太宰府先生”、クセだらけの人柄&授業に「インパクトありすぎ」

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阿部寛が主演を務める日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第6話が、5月30日に放送。インターネット上では、クセ強教師の登場に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて2018年から人気連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」を原作に、弁護士の桜木建二(阿部)が高校再建のために生徒たちと東大合格を目指すストーリーが展開。2005年に放送された前作ドラマの続編として、日曜劇場ならではのエッセンスを取り入れたドラマオリジナルの物語が繰り広げられる。

岩崎楓(平手友梨奈)、原健太(細田佳央太)
岩崎楓(平手友梨奈)、原健太(細田佳央太)

東大専科は3日間の勉強合宿を行うことに。勝負に負けた藤井遼(鈴鹿央士)、さらには、原健太(細田佳央太)や付き添いで小杉麻里(志田彩良)も参加している。

桜木は、クセ者の特別講師・太宰府治(安田顕)を招へい。彼の専門は国語だ。「先生どうぞ」と呼んでも、教室に入ろうとしない太宰府。彼は「東大受験に向けて国語を教えるなんて気が重いなあ。荷が重いなあ。帰りたい」と座り込んでいた。

ようやく教卓の前には立ったが、苦い顔をして生徒の答案用紙を確認する。瀬戸輝(高橋海人King & Prince)は「あの人大丈夫なのか?」と不安げ。早瀬菜緒(南沙良)も「桜木先生がわざわざ呼ぶくらいだから」とぼそぼそと語る。すると、太宰府が口を開いた。「みなさん文章の構造がわかっていないですね。困りました。あ〜困りました」。

すると、音を鳴らすように激しく黒板を叩き「国語とは化学だ! そして創作とは建築学である。建築学を無視した創作物はすべてクソだ!」と訴える。さっきまでだるそうにしていたのにも関わらず、急にハキハキと喋り出す変貌ぶりに「急に人が変わった……」と戸惑う生徒たち。太宰府は続ける。「そして優れた文章とは、建築学に則って作られている!」そう熱く語ったあと、すぐに頭を掻きむしり、元に戻った。岩崎楓(平手友梨奈)が「何が起こったの?」と驚くと、桜木は「太宰府先生はな、できない生徒を見ると熱が入るが、冷めるのも早いんだ」と教えた。

太宰府は、さきほどとは打って変わって冷静に生徒に教える。文章とは言いたいことが一つであり、その一つを伝えるために作者は手を替え品を替え、建築学に則って文章を言い換えている。読解=要約とは、文章を単に読むことではなく、頭の中で構造化することなのだ、と。さらに、論説文は「同等関係」「対比関係」「因果関係」の3パターンでできていると教えていく。生徒たちは問題を解いていくが……。

藤井遼(鈴鹿央士)、岩崎楓(平手友梨奈)
藤井遼(鈴鹿央士)、岩崎楓(平手友梨奈)

ネット上では、わずか数分の登場にも関わらず、衝撃を与えた太宰府に「クセがすごい」「存在感抜群!」「インパクトありすぎ」との声があった。

次回は6月6日に放送。生徒たちは東大模試を受けることになった。

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