阿部寛演じる桜木の暴れっぷりに「スッキリ爽快!」紗栄子のサプライズ出演も話題

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阿部寛が主演を務める日曜劇場『ドラゴン桜』(TBS系、毎週日曜21:00~)の第1話が、4月25日に放送。阿部演じる弁護士・桜木建二の暴れっぷりに、インターネット上では絶賛の声が相次いだ(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)にて2018年から人気連載中の三田紀房による「ドラゴン桜2」を原作に、弁護士の桜木が高校再建のために生徒たちと東大合格を目指すストーリーが展開。2005年に放送された前作ドラマの続編として、日曜劇場ならではのエッセンスを取り入れたドラマオリジナルの物語が繰り広げられる。

生徒数の減少が止まらず、経営破綻寸前の龍海学園では、かつて倒産寸前で低偏差値の私立龍山高校を超進学校に生まれ変わらせた桜木を呼び寄せる再建案が浮上していた。教頭の高原浩之(及川光博)は、偏差値32の龍海学園を救うには、「東大ブランドにあやかり、生徒数を増やす。これしか生き残る術はありません」と力説。一方、自由な校風を理想に掲げる理事長・龍野久美子(江口のりこ)は、高原の案に反対する。

桜木の元教え子で、現在は弁護士として働く水野直美(長澤まさみ)は、ある事件によって表舞台から姿を消していた桜木を探し当て、龍海学園に無理やり連行。高原からの依頼を受け、桜木と共に学園の再建に乗り出すことになる。

水野直美(長澤まさみ)、桜木建二(阿部寛)
水野直美(長澤まさみ)、桜木建二(阿部寛)

久美子の父であり、学園の元理事長・恭二郎(木場勝己)の力もあり、理事会も桜木による再建案を承認。水野は東大専門のクラス・東大専科を立ち上げ、体育館に集まった全生徒を前に東大を目指すように鼓舞するが、あの名台詞「バカとブスこそ東大へ行け」も今の時代の生徒たちにはまったく響かなかった。また、水野に代わって壇上に立った桜木も「いいかお前ら、東大になんか絶対に行くな!」と言い放つ。

桜木は、東大はテクニックさえあれば入れるが、勉強も学校生活も中途半端な龍海学園の生徒たちにはその価値がないと主張。「人間気取ってるくせに自分の頭で考えようとしないお前らなど、東大のほうからお断りだ!」と厳しい言葉を投げる。

桜木の行動に「どういうつもりですか」と憤慨する水野は、さらに東大専科に入ってきた不良生徒の岩井(西垣匠)と小橋(西山潤)にハメられ、窮地に追い込まれてしまう。桜木も生徒の天野晃一郎(加藤清史郎)を海に突き落とした動画を岩井と小橋に拡散されるが、「大人が子供に何もしないと思ったら大間違いだぞ」と、逆に2人を追い詰めていく。

型破りな桜木の活躍が描かれると共に、気になる生徒たちのお披露目となった初回。ラーメン店で姉を手伝う瀬戸輝(高橋海人King & Prince)を筆頭に、万引したところを桜木に目撃されてしまうバドミントン部のエース・岩崎楓(平手友梨奈)や学年トップの成績を誇りながらも人を見下している藤井遼(鈴鹿央士)、優秀だが受験に興味を示さない小杉麻里(志田彩良)、今どき女子高生の早瀬菜緒(南沙良)、昆虫好きの原健太(細田佳央太)などが登場した。

ネット上では、『ドラゴン桜』の16年ぶりの復活に絶賛の声が。「最近にはない熱いドラマ」「こういうドラマ待ってたよ!! 勧善懲悪でスッキリ爽快!!」「学生だけじゃなく現代を生きる人間に刺さる言葉」「最後スカッとする感じ最高」「ど正論すぎる発言! 面白すぎる!」「なにこの爽快感」などのコメントが寄せられた。

さらに前作『ドラゴン桜』に小林麻紀役で出演していた紗栄子がサプライズ出演したことも大きな話題に。「びっくりした」「やべえええ」と驚きの声があがっていた。

次回5月2日放送の第2話では、大学推薦のかかったバドミントンの大会を前にして調子が上がらない楓に、桜木が「お前に大会は無理だ」と告げる。

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