横浜流星、三枚目キャラに悪戦苦闘「魅力的に駿として生きられたら」

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4月20日に15分拡大SPでスタートの火曜ドラマ『着飾る恋には理由があって』(TBS系、毎週火曜22:00~)のリモート制作発表会見が4月17日に開催され、主演の川口春奈横浜流星丸山隆平中村アン飯尾和樹山下美月乃木坂46)、高橋文哉向井理夏川結衣が出席した。

オリジナル作品となる本作は、綺麗に着飾ることで自分の居場所を得ていたヒロイン・“着飾る女”真柴くるみ(川口)が、シンプルを追求するミニマリストの料理人・藤野駿(横浜)ら価値観の違う人々とシェアハウスで暮らしながら、恋をしたり、友情を深めたりする中で、着飾るという鎧を脱ぎ捨て自分らしく生きる姿を描く“うちキュン”ラブストーリー。

脚本は昨年放送し社会現象となった『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)の金子ありさ、プロデュースを『MIU404』や『わたし、定時で帰ります。』『アンナチュラル』(全てTBS系)の新井順子、さらに新井と多くの作品でタッグを組み、『MIU404』『グランメゾン東京』(TBS系)の塚原あゆ子が演出を担当。また、主題歌は星野源が手掛ける。

川口は演じる真柴について「健気で一生懸命で、自分でも『真柴、頑張れ』と応援したくなるようなキャラクター。シェアハウスで個性的な人たちと出会うことによって、いろんなことを教えてもらいます」と言い、「日々楽しく撮影しています」とニッコリ。

また、第1話を見た感想を聞かれ、「(真柴は)インフルエンサーとして常に携帯を持っていて。今っぽくて、新しいなと思いました。(思いを寄せる会社の)社長のために身も心も時間も削って頑張る子なので、その姿を見ている人に応援してもらいたい」とコメントした。

真柴の恋の相手となる駿を演じる横浜は「真柴とは正反対の役柄。この2人の掛け合いを注目して見てほしい」とアピール。役作りのために料理を始めたそうで、「自炊も今まで全くしてこなかったので、1から教えてもらって、家でも練習しています。今は玉ねぎを切るのが得意です」と成長ぶりを明かした。

駿は横浜が今までに演じたことのないようなテンションの高い役。監督からは明石家さんま大泉洋路線の三枚目のキャラでとリクエストがあったそうで、「難しいですね」と吐露。「不安や迷いみたいなものがありましたが、今はようやく楽しくできるようになってきたので、もっともっと向き合って魅力的に駿として生きられたらなと思います。僕自身がそんなに明るくないので、(テンションを)上げています」と打ち明けていた。

第1話を見て、“うちキュン”したシーンを明かす一幕も。横浜は、「シーンとか関係なくて、真柴の一生懸命、毎日を生きている感じは、“ドシン”という感じで。駿もそうなんですけど、僕自身も心を撃たれました」と告白。川口は夏川演じるシェアハウスのオーナー・早乙女香子の「これからは1人じゃ生きていけないかもしれない。それだったらこの家をみんなの家にしてあげたい」という台詞を挙げ、「じゅわ……ときて。そこはすごく好きなシーンです。こういう大人の女性になりたいと心から思っています」とニッコリ。中村は「みんなが起きてきて集まる瞬間が、シェアハウスならではの良さなのかなと思い、キュンとしました」と明かしていた。

星野が手掛ける主題歌は、タイトルとあわせ第1話の放送内で解禁になる。一足先に聴いた川口は「キャッチーでポップな感じかなと勝手に想像していましたが、しっとり聴かせる系で、キャラクターの心情に寄り添うような温かい切ない感じの曲。すごく声がステキだなと改めて思いました」と感慨深い様子。横浜は「歌詞もめちゃくちゃ深くて。この作品を盛り上げつつも、深く魅力的にしてくれる曲で、早く皆さんに聴いてほしいですね」と笑みを浮かべていた。

最後には、横浜が「恋愛だけでなく、人間ドラマが濃く描かれていて、皆さんの心の癒やしや励みになる作品」とアピールし、川口は「大変でうまくいかない日があるのは、皆さん同じだと思う。明日から頑張ろうと、頑張る全ての人の背中を押せるような温かいドラマになっています」と締めくくっていた。

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