芥川賞候補のミュージシャン、クリープハイプ・尾崎世界観の“世界観”に迫る

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3月7日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00〜)には、ミュージシャンでロックバンド・クリープハイプのフロントマン、尾崎世界観が登場する。

クリープハイプでは、作曲と作詞を担当している尾崎。男女それぞれの視点で描かれる日常や恋愛、押韻や比喩を用いた表現は、時に文学的と高く評価されており、小説も執筆。今年は、第164回芥川賞候補に選出された。候補となった小説「母影」(おもかげ)は、母と暮らす生活を少女目線で書いたもの。1年をかけて書き連ね、コロナ禍で完成させた渾身の作品だった。

尾崎世界観
尾崎世界観

昔から「人間の内側に入っていくような小説が好き」と言う尾崎。なぜ、自ら小説を書くようになったのか? そして今、表現者としてどんな世界へ向かっているのか? 番組では、芥川賞の候補となり多忙を極める日々から、思い出のライブハウスでメンバーと共に迎えた発表の瞬間、新たな曲作りの現場を取材。

さらに、福島で憧れの作家・柳美里と初対面した際にも同行。芥川賞をはじめ、全米図書賞(翻訳文学部門)も受賞し、国際的な評価を受ける柳は、尾崎の書籍を読み込んで待っていて……。果てしない言葉の表現に、時にぶれながら、時に確固たる、尾崎ならではの世界観に迫る。

なお、前週の放送では、誰もが笑顔になれる車を作る、予約半年待ちの日本一のキャンピングカー職人・窪田等が登場した。

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