長瀬智也“寿一”、阿部サダヲ「潤 沢」“たかっし”らとのパフォーマンスに「みんなが見たい長瀬智也をクドカンが叶えている」

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長瀬智也が主演を務め、宮藤官九郎が脚本を担当する金曜ドラマ『俺の家の話』(TBS系、毎週金曜22:00~)。2月26日に放送された第6話では、豪華俳優陣のステージシーンがあり「豪華なショーだ」「色んな意味で永久保存版」と絶賛の声があった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は長瀬と宮藤がTBS連続ドラマ11年ぶりのタッグを組み、濃すぎる家族が織りなす王道のホームドラマ。長瀬演じるピークを過ぎたプロレスラーが、能楽の人間国宝である父の介護のために現役を引退し、名家の長男として家族と謎の女性介護ヘルパーを巻き込んで介護と遺産相続を巡る激しいバトルを繰り広げていく。

たかっし(阿部サダヲ)
たかっし(阿部サダヲ)

25年ぶりに観山家で家族旅行へ。寿一(長瀬)は、かつて愛し合った女性に謝罪行脚をしたいという寿三郎(西田敏行)についていくことに。旅館の女将・まゆみ(紫吹淳)とコンタクトをとると、そこには、スーパー温泉を巡るアイドル「潤 沢」のリーダー・たかっし(阿部サダヲ)がいた。彼女はたかっしの大ファン。寿三郎は、なかなか振り向いてくれないまゆみにいじけて、出て行ってしまった。

彼が人間国宝だと知ったたかっしは「いいなぁ。伝統芸能は。あんな体になっても、まだ偉そうにふんぞり返っていられるんだから。ただその家に生まれたってだけで」と嫌味をぶつける。さらに、明日行われるステージに寿一を招待するだけでなく、ステージに飛び入りするよう煽ってきた。父親のことを馬鹿にされたこともあり「受けて立ちましょう!」と返してしまう。

翌日、寿三郎をのぞく観山家でたかっしのステージへ。まずは一人のステージ。寿一は、マダムたちの心を鷲掴みにし、黄色い声援を浴びる彼のパフォーマンスに敗北感を味わう。一方、舞(江口のりこ)も、サービス満点、笑いもとる、物販もうまく紹介するたかっしに「うちら伝統芸能にあぐらをかいて、芸能の本質を忘れていたかもしれない。あんなふうに人を笑顔にするってすごいじゃん」とつぶやく。売られた喧嘩を買った寿一は、一転して謝罪することした。

楽屋を覗くと、「潤 沢」のメンバーが豪雪で立ち往生し、来られなくなってしまったことを知る。そこで、寿一、寿限無(桐谷健太)、踊介(永山絢斗)に、メンバーの代わりを務めるよう願うたかっし。「普段、舞台立っているんでしょ。何年目?」「だいたい650年」「大先輩じゃん……」「いやいやいや」という会話をしていると、たかっしは突然土下座。「俺一人じゃもたないんすわ!」と懇願された。結局、たかっしのペンネーム・なかにし札(ふだ)が作詞する新曲「秘すれば花」のダンスレクチャーを受け、舞台に立つことになった。

たかっしと共にステージパフォーマンスをした3人。無事に、観客を盛り上げることができた。まゆみと落ち合っていた寿三郎がライブを見ていたこともあり、寿一は「もう一曲いいですか?」と、寿三郎をステージに。彼は、思い出の曲「マイ・ウェイ」を歌う。熱唱する父親に、寿一は「親父最高!」とスタンディングオベーションで称えた。

寿三郎(西田敏行)
寿三郎(西田敏行)

ドラマの設定上とはいえ、歌手としても活躍する面々が上がった豪華ステージに、インターネット上では「クドカン、最後に歌って踊る長瀬くん見せてせてくれてありがとう」「TOKIO、グループ魂、西田敏行。豪華なショーだ……」「みんなが見たい長瀬智也をクドカンが叶えてってる」「色んな意味で永久保存版」との声があった。

次回は3月5日に放送。家族旅行から帰宅後、寿三郎はすぐにリハビリを開始。忙しくなった舞たちはリモート介護に切り替える。

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