とんねるず・石橋貴明が語る仕事術に視聴者感動「グッとくる」「やっぱレジェンドだ」

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とんねるず石橋貴明が、1月31日に放送された『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)に登場。番組では、YouTubeで結果を残し続ける彼に迫った。

2018年に終了した『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)について石橋はこう語る。

「人生のほとんどを懸けていた番組ですし、それが終わってしまって、精神的にもあまりよくなかった。そのあとテレビの仕事も少なくなってきて、戦力外通告だなと。やりたくてもできない。“このまんま終わってしまうのかな”という思いは強かったですね。60歳をちょっと前に、さて、どうしますか……。実質定年だなって」

番組終了後、石橋はスタッフと共にYouTubeで新たな活路を見出す。番組では、YouTubeの撮影風景、さらに稲垣吾郎香取慎吾草彅剛ら“新しい地図”の番組『7.2 新しい別の窓』(AbemaTV)に出演した際の裏側にも潜入。3人へは「今日、中居(正広)くんは?」とボケる姿が流れた。

YouTubeをスタートしてから若者へ声をかけられることが多くなったと言う石橋。チャンネル登録者数100万人を突破しても自身はピンときていないそうで「それよりも実際に見て笑えたり、“ちゃんと見てくれたんだな”っていうコメントを見てる方が楽しい。そこにやる気が起きる」と述べた。テレビは視聴率を取らないといけないが、YouTubeはそれがない。「テレビに出始めた時のように、自分たちが面白いと思うのを出す。そこに戻れた」と振り返った。

また、デビューのきっかけを回顧する一幕も。オーディション番組『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)では審査員が彼らのネタに困惑する中「唯一認めてくれたのはタモリさん。タモリさんだけが『何が何だか分からないけどいい』って。赤塚(不二夫)さんもそう言ってくれた」と明かした。

その後、とんねるずはすぐに売れたわけではない。不遇の時代があったそうで、木梨憲武と「やめるか」という話までしたとのこと。自分は、技術も何もない“勢い”だけで40年間やって来たと言いつつ「昔みたいに100mを9秒台でダッシュできないけど、30mは3秒でいけるぞみたいな。だんだん距離は短くなってんだけど。好きならやるしかない」と語る。スタッフから「好きな気持ちがあるんですね」と問われると、照れ笑いを浮かべながら「大好きなんでしょ」と答えていた。

インターネット上では、真摯に笑いと向き合う姿勢に「グッとくる言葉の数々にブレない姿勢」「貴さんの真面目さ、仕事に対するストイックなところ、漏れ出てました」「クッソカッケー! やっぱレジェンドだ」との声があった。

次回は2月7日に放送。経産省の外郭団体「情報処理推進機構(IPA)」のサイバー技術研究室室長・登大遊が登場する。

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