妻夫木聡演じる伯朗の手作りシフォンケーキに視聴者が混乱!?「何の伏線だったんだろう……モヤモヤ」『危険なビーナス』第9話

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妻夫木聡が主演を務める日曜劇場『危険なビーナス』(TBS系、毎週日曜21:00〜)の第9話が、12月6日に放送。インターネット上では、中村アン演じる蔭山元美とのあるシーンに、頭を悩ませる人が多くいた(以下、ネタバレが含まれます)。

東野圭吾の同名小説が原作のミステリードラマ。主人公の伯朗(妻夫木)が、異父弟・明人(染谷将太)の失踪をきっかけに、謎の美女・楓(吉高由里子)とともに名家・矢神家の遺産をめぐる争いに巻き込まれていく。

楓(吉高由里子)
楓(吉高由里子)

伯朗は、声をかけてくれた元美を思わず抱きしめた。「あなたはダメな男なんかじゃないですよ」と言う彼女とキスをしようとしたところで、“なんてことがおきるはずがない、とは限らない”と期待に胸を膨らませる。現実には「自分の都合で女性を抱きしめるなんて最低です」とビンタされてしまった。「私のことなんだと思っているんですか?」と怒られてしまい伯朗は謝罪。事件のすべてを彼女に打ち明けることにした。

事件を振り返る中で、楓に裏切られたことがショックだとこぼす伯朗。「私は楓さんにフラれた埋め合わせとして抱きしめられたんですね」と愚痴をこぼされると、伯朗は見た目や人間性を含めて、元美に好意を持っていることを告白した。

伯朗(妻夫木聡)は勇磨(ディーン・フジオカ)と楓(吉高由里子)を拒絶する
伯朗(妻夫木聡)は勇磨(ディーン・フジオカ)と楓(吉高由里子)を拒絶する

翌朝、伯朗は手作りのシフォンケーキを彼女にプレゼント。ケーキには、謝罪と日頃の感謝の意味が込められているという。初めて男性からケーキをプレゼントされたと聞き「気持ち悪いか……」とこぼすと「いえ、チョコペンでメッセージが書いてあったら引いちゃいますけど」と元美。しかし、箱を開けると本当に「いつもありがとう」とチョコペンでメッセージが書かれてあった。気まずい空気が流れるも、むしろ元美は笑顔になった。そこに、誤解を解くためと楓が勇磨(ディーン・フジオカ)を連れてやって来た。彼女は勇磨と手を組もうと持ちかけるが、交渉は決裂。帰り際、楓はシフォンケーキをみて少し虚を突かれた顔になる。そんな彼女の一連の行動を見た元美は、楓のことを調べると言い始めた。

勇磨(ディーン・フジオカ)
勇磨(ディーン・フジオカ)

伯朗は元美と楓の実家だという焼き鳥屋へ侵入。彼女の母にそれとなく探りをいれるが、楓が明人の妻であることはもちろん、これまで彼女が話していたこともすべて一致。伯朗は本当に楓が明人の妻だと信じるも、元美はできすぎた事実に疑いの目を向ける。

一方、矢神家の当主で伯朗の義父の康治(栗原英雄)の死が近づいてきたこともあり、矢神家で親族会が開かれた。そこで、波恵(戸田恵子)は、前当主の康之介(栗田芳宏)にはもう一人隠し子がおり、それが使用人兼執事の君津光(結木滉星)だと明かす。

君津光(結木滉星)は康之介(栗田芳宏)の隠し子だった
君津光(結木滉星)は康之介(栗田芳宏)の隠し子だった

ネット上では、伯朗がプレゼントしたケーキに、楓が反応したシーンについて「シフォンケーキの件がいくら頭を使ってもわからないどういうことや」「何の伏線だったんだろう……モヤモヤ」「結局シフォンケーキのくだりはなんだったのか教えてください!! 私には分からなかった!!!」などと頭を悩ませる視聴者が続出していた。

次週12月13日は最終話。ついに伯朗が犯人と直接対決する。

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