木村カエラや黒木華も虜に!美容師・松浦美穂の仕事ぶりに視聴者共感「髪が決まると自信がつく」『情熱大陸』

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10月18日に放送された『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)は、美容師・松浦美穂に密着。木村カエラ黒木華など多くの芸能人が全幅の信頼を寄せる松浦の仕事ぶりに、インターネット上では「共感できる回だった」と感嘆の声があがった。

スポーツ、演劇、音楽、学術などありとあらゆる分野の第一線で活躍する人物にスポットを当て、その人の魅力や素顔に迫るドキュメンタリー。今回は、松浦の仕事風景を追いながら、多くの芸能人やモデルが全幅の信頼を寄せる、松浦のヘアスタイリングの真髄に迫る。

松浦のサロンを訪れるのは、木村や黒木、りょうなど、第一線で活躍する芸能人たち。黒木いわく、松浦の姿勢は「結構チャレンジャー」「フツフツとしたものが(自分と)似ている気がする」。ラジオの番組収録で対談した歌手・UAは、「(松浦は)ただスタイルを提供しているんじゃないと思うんですよ。本当に人生のパッと生まれ変わる瞬間をあげるというか……」と、その才能を絶賛する。

相手の魅力を引き出すヘアスタイルの考え方を聞かれ、「これは算数、数学です。感性の数学ですね」と答える松浦。頭の骨格によって「どこの毛を短くするかが決まる」という。「骨格(の情報)が入ってはじめて、ちゃんと説明できるカットラインになる」と松浦。「このヘアスタイルを人形の頭で100回練習しても、人間の頭で(同様に)成功するかと言われたら、たぶん失敗する」といい、「頭の形があるから、ヘアスタイルを作るときに(カットの方針を決める)数式が出てくる」と、カットに込められた緻密な計算を物語る。

1960年、北九州市で生まれた松浦は、地元の美容室で下積みをしたのち、20歳で上京。その後、最先端の技術を学ぶため、夫とともに移住するが、当時は自分の低い身長ゆえに「(周りと)同じ切り方をしていても、同じように切れない」とコンプレックスを抱いていたという。思案のすえ、松浦は「(自分の)切り方を変えよう」と発想を転換。「自分の身長でできること」をモットーに、自らに合った独自の技術を研究したという。

ある日、松浦のサロンを、モデルの水野夏実が訪れる。出産いらい1年にわたって伸ばし続けていた長い髪を切りたいという。モデルの仕事を始める前は、客室乗務員として働いていたという水野。「自分がどの方向に向かってるのか、正直わからない状態で」と、松浦に悩みを打ち明ける。

「(髪を切ることによって)新しい自分を見つけて、自信を持って(世の中に)出ていきたい」と水野。それを聞いた松浦は、「(新しいヘアスタイルの水野は)マスクをしてるより『誰?』(と言われるくらい見違える姿)になる」と太鼓判を押す。ヘアカット当日、松浦は仕事道具を片手に水野が待つ撮影スタジオへ。覚悟を示すように自ら最初のハサミを入れる水野。彼女の思いを受け止め、松浦のハサミが踊りはじめる……。

相手の思いにしっかりと寄り添う松浦の姿、そして彼女の手によって新たな魅力を見せはじめる女性たちの姿に、ネット上では「髪切ることが好きな私にとって共感できる回だった。髪が決まると自信がつく。すごいわかる」「カットされた人たちの驚きや感動する姿は、新発見! 新発明! に遭遇した光景にも見える!」「本当に美容師が好きで表現が好きなのが伝わってきた」と、共感の声が寄せられていた。

次回10月25日の放送では、空中ディスプレイ開発者・大坪誠に密着する。

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