中村倫也、森七菜らとの芝居に充実感も勘違い?「わりと早めにチームワークが生まれたと思ったら…」『恋あた』制作発表

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10月20日にスタートする火曜ドラマ『この恋あたためますか』(TBS系、毎週火曜22:00~※初回15分拡大)の制作発表会見が14日、東京スカイツリータウンで行われ、主演の森七菜をはじめ、中村倫也仲野太賀石橋静河が登壇した。

ひょんなことからスイーツ開発を手掛けることになるコンビニ店員・井上樹木(森)と、自らの成功をたくらむコンビニチェーンの社長・浅羽拓実(中村)が、「一番売れる」スイーツ開発を通じて、甘い恋に落ちていくオリジナル脚本のラブストーリー。仲野と石橋は、樹木と一緒にスイーツ開発をする開発員を演じる。

会見は、スカイツリーを臨む芝生で開催。中村が「秋は行楽シーズンなんて言いますけど、今みなさんもちょっとしたピクニック気分を味わっていただけていますでしょうか?」と挨拶すると、会場全体が和やかな雰囲気に。「ははは」と笑った中村は、「本当に魅力的な森七菜がそこにいるドラマだと思います。たくさんの人に見ていただきたいです」と呼びかけた。

森七菜
森七菜

脚本を読んだ印象について、森は「一人ひとりの言葉が、本当にいろんな音になって聞こえてくる本。これが映像になったら大変なことになってしまうんじゃないかって思うくらい、ワクワクした本でした」と興奮気味。撮影現場は「すっごく楽しい」と笑顔を見せ、「和気藹々で、笑い声が絶えないイメージ」と明かした。

中村も「楽しいですよ。この3人と芝居できるのは贅沢な気分で毎日やってますね」と話し、「楽しく。ね?」と森のほうをチラリ。「わりと早めに、チームワークというかグルーヴみたいなものが生まれたなと思っていたら、僕以外はまだ思ってなかったみたいで、その時は(笑)」とおどけ、クランクインから1か月以上経過し、「今では、こんな感じでヘラヘラと。(みんなが)よく笑ってくれるのでありがたいんですよ」とほほえんだ。

また中村は、初めて脚本を読んだ時を「(登場人物)それぞれの音やリズムが違って混ざり合っているのがおもしろそうだなと思った」と振り返り、「浅羽は、大人のちょっと謎を残した(役どころ)。大人になって社会で一生懸命がんばっていると、本音ばっかで喋ってられないですしね。そういう裏腹な面を見せられたら、楽しくなるんじゃないかな、この作品全体が」とコメント。MCから「楽しみにしております」と声をかけられると、「あざまずっ(ありがとうございます)」と独特すぎる返答をして笑わせた。

仲野太賀
仲野太賀

仲野は、恋愛ドラマの撮影に「慣れないですけどね。まだやっぱり……」と本音を明かしつつ、「今まで自分が挑戦してこなかったようなことに今回挑戦させてもらって、すごく楽しいです。お芝居ですけど、ドキドキしながらやっています」と充実の表情。初共演の森については「いや~、かわいいねぇ」と目尻を下げ、「まぁ~森七菜が素敵です。本当に。お芝居も、森さん独特の情報量の多い芝居。伝わり方の情報がすごいんですよ、バーンッて」と絶賛。森は、「ありがとうございますっ!」と元気いっぱいにお礼を述べていた。

石橋静河
石橋静河

また石橋は「仕事にちょっとずつ慣れてくるけど、全部を知っているわけじゃない。後輩ができて、でも先輩もまだいて。自信はないのに、もっと大人でないといけないっていうのは、すごくわかるなって思いますね」と、自身と同年齢(26歳)の役どころに共感。続けて、ドラマに登場するスイーツの中で一番のお気に入りを聞かれると、「新谷くん(仲野)と樹木ちゃんが最初に作るスイーツ。めちゃくちゃ美味しかったです!」と声を弾ませた。

会見では、東京スカイツリーをスペシャルカラーにライティングする点灯式も実施。4人そろってピンクに光るスイッチを押し、スカイツリーが『恋あた』カラーにライトアップされると、仲野と森は手を上げて大ハシャギ。森は「綺麗です! 今、たくさんの人たちが見ているわけですよね。『この恋あたためますか』がたくさんの人にもう幸せを与えていると思うと、すごくハッピーな気持ちです」と目を輝かせた。

石橋静河、中村倫也、森七菜、仲野太賀
石橋静河、中村倫也、森七菜、仲野太賀

最後に森は「本当にご期待にお応えできる、お応えする作品。自分をあっためてくれるようなものを再確認できたり、『恋あた』に直接あっためてもらったり、本当に楽しいドラマになっています」とアピール。「この冬は、『恋あた』があたためます!」と宣言すると、中村は「わおっ!」とつぶやき、あたたかな目で森を見守っていた。

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