三浦春馬さんへ宛てたスタッフ・キャストの“ラブレター”に「愛が感じられて本当に良かった」『カネ恋』最終話

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松岡茉優三浦春馬が共演する火曜ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(TBS系)の最終話が、10月6日に放送。インターネット上では、登場人物はもちろん、視聴者も前を向ける結末に多くの反応があった(以下、ネタバレが含まれます)。

本作は、昨年7月期の金曜ドラマ『凪のお暇』(TBS系)の大島里美のオリジナル脚本で、おカネ修行を通してひと夏の恋物語が繰り広げられていく完全オリジナルラブコメディ。

雷の日のキスから九⻤玲子(松岡)と猿渡慶太(三浦)は、眠れぬ夜を過ごしていた。早乙女健(三浦翔平)への失恋もあって自ら髪を切った玲子。そんな彼女を見て、経理部の面々や板垣純(北村匠海)は「何があった?」と大騒ぎ。板垣から「何かあったんですか?」と問われ、玲子はキスを思い出す。すると、仕事でめったに出すことのないミスを起こしていたことが発覚。彼女は明らかに動揺していた。一方、慶太は朝早くから家を出て、会社も無断欠勤。姿をくらました。

そんな中、玲子は壺の中に入っていた大量の封筒を見つける。田中三郎という人物から、毎月5万円を10年間現金書留で送ってこられていることを知る。どうやら母・サチ(南果歩)が隠していたらしい。相手は見当がついている。それは伊豆に住む玲子の父(石丸幹二)だ。

父にお金を返すため、伊豆へ行くことを決めた玲子が、慶太の相棒・サルヒコと家を出ると、板垣に呼び止められた。これから出かけるという玲子に、板垣は強引についていくことにした。旅の途中、玲子は板垣に父親との関係を明かす。幼いころから父親が何でも買い与えてくれて、好きなだけテニスにも打ち込ませてくれた。いわば慶太のように散財をしていたという。しかし、そのお金の出どころがまずかった。テニスの遠征費など、彼女が使ってきた大金は、父が会社から横領したものだったのだ。父親は警察に逮捕。出所後、玲子たちと離れて暮らしていたのだった。

意を決して父親と再会。土下座して謝罪する彼に玲子は「これからは自分のためにお金を使ってください」と優しく語りかけた。さまざまなトラブルがあった旅が終わり、玲子は自身が慶太のことをどう思っていたのか気づく。慶太はいつもそばで励まし、元気を与えてくれた。改めて彼の優しさに触れた玲子は「会いたい……みたいです。ほころびを繕っているうちに、猿渡さんのことも」とポツリ。そのまま縁側で寝てしまった彼女が目を覚ますと、玄関が開く音が。彼女は笑顔で出迎え……。

ネット上では「本当に監督、キャスト、みんなの思いが詰まった最終回やった!!」「悲しみではなく笑顔で終わらせてくれた、これも現実への還元だと思う」の声が。劇中では、登場人物が慶太に向けて「あいつはあいつのままでいい」「人を笑顔にする才能を持っていた」と思いをはせるセリフが多数あったことから「セリフの1つ1つに製作陣や彼に関わった人達の愛を感じる」「愛が感じられて本当に良かったです」との反応も。

そして番組最後には「春馬くん ずっと大好きだよ キャスト・スタッフ一同」とのテロップ。「みんなの思いが天国に届いてますように」「キャストとスタッフからの春馬くんへのラブレターだった」とのコメントも多数あった。

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