菅田将暉が綾野剛&星野源を“先進的犯罪”で翻弄「とんでもなく魅力的な極悪人の爆誕」の声…“3年A組”を思い出す人も『MIU404』

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綾野剛星野源がW主演を務めるドラマ『MIU404』(TBS系、毎週金曜22:00~)の第10話が、8月28日に放送。インターネット上では、菅田将暉の“演技のふり幅”について反応があった。

本作は、『逃げるは恥だが役に立つ』や『アンナチュラル』の脚本家・野木亜紀子による1話完結のオリジナルドラマ。犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである「警視庁刑事部・第4機動捜査隊」(通称:4機捜)に所属する伊吹藍(綾野)と志摩一未(星野)らが、24時間というタイムリミットの中、事件解決に奔走する姿を描く。

伊吹と志摩は、逮捕されたエトリが乗る車の後を追っていた。しかし、そこに爆弾を積んだドローンがぶつかり爆破。エトリは死亡してしまう。司法解剖の結果、エトリに整形の跡が見つかる。彼の正体は、殺人事件の容疑者・鴻上悟。逃走の際に投身自殺をし、被疑者死亡のため、送検されていた人物だった。彼はその後、エトリとして生きていくわけだが、側近曰く、仮想通貨の知識が豊富で、システム開発会社に勤めていた若い男にいつも指示を受けていたという。志摩は、その若い男こそが、久住(菅田)ではないかと推理する。

“浜田”と名乗る情報源から、ドローン爆発事件に関する極秘ファイルを受け取ったナウチューバー・REC(渡邊圭祐)。早速動画をアップし、一定の評価を得るが、それはすべて嘘の情報だった。伊吹と志摩は、彼の元を訪れ、極秘ファイルは偽情報であり、浜田=久住だと告げる。志摩は「あなたは点と点を強引に線に結んでストーリーを作り上げただけ。自分が騙されているかもしれないと想像したことは?」と問いかけた。

久住を追いかける中、RECから連絡が。“浜田”と警察どちらが嘘をついているのか確かめるという。浜田にビデオ会議でアポイントをとったRECは、2人に見守られながら会話を進めていく。お互いビデオオフの状態、浜田側は音声ファイルで声を変えていたものの、犯人にしか分からない情報を断言的にしゃべっていた。じつは、浜田はファイルを送信した際にRECのパソコンをハッキング。PCカメラで、そばに2人がいることを知っていた。そこで志摩は浜田ではなく久住として対応。「自首しろ」と促すが、ドローンの操縦記録は残っておらず、証拠は残っていないという。志摩が「人間がやった証拠は必ず残る」と言うが「そやったら俺は人間やないんかなぁ」と久住。そんなやりとりをしていると、伊吹がある異変に気づく。

久住の場所を特定するが、逆に彼の怒りを買ってしまい、都内で爆破事故を起こすと宣言。爆破映像はすぐにネットで拡散され大騒ぎに。警察へも通報が相次ぐ。さらに、久住は、RECのPCを乗っ取り、伊吹らが乗るメロンパンの車が“テロの犯人が乗る車”として情報拡散する。久住を追う最中、彼らの車を目撃した一般人がスマホを向けて写真を撮影。「テロの犯人」としてSNSにアップしていた。しかし、爆破事故は嘘。すべて久住が起こした“フェイクニュース”だった……。

ネット上では、久住の“ネット”を使った犯罪に「3年A組とは違う方法でSNSの怖さを伝える菅田将暉さん」「一年前は生徒にネットリテラシーを説くために体を張る役を演じ、今年はネットを悪用し情報撹乱して世間を混乱に陥れる役を演じる、その役の振り幅に脳内がパニックになる菅田将暉ファンの気持ちをお察しください(いいぞもっとやれ)」「またとんでもなく魅力的な極悪人の爆誕だ」「現代風な犯罪の犯人が菅田将暉ってほんと合ってる」といった声があった。

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