ダチョウから感染症予防の可能性を探る!獣医学博士・塚本康浩に密着『情熱大陸』

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6月7日放送の『情熱大陸』(MBS/TBS系、毎週日曜23:00~)は、人生をダチョウに捧げる獣医学博士・塚本康浩(51歳)に密着。感染症予防の可能性を探る様を追う。

世界最大の鳥類にして、飛べない鳥・ダチョウ。そのチカラを感染症予防に活かそうと奮闘する大学教授が塚本だ。京都府立大学で鳥類の免疫学や感染症を研究し、獣医師としても活動、この春からは大学の学長にも就任した。

塚本が、長年研究対象とし、人生のパートナーと言って憚らないのが、“ダチョウさん”。そもそも研究者が少ない分野だが、その権威として知られている。中でも、ダチョウがカラダに宿す「抗体」を取り出し、マスクや飴に含ませ、感染症予防に繋げるという独自の取り組みで注目を浴びてきた。

実はダチョウは、およそ200万年前から姿をほとんど変えていないと言われる原始的な鳥。カラダを守る力に優れ、病気にかかることも少なく、怪我の治りも早いのだと言う。

「私は、ダチョウさんの力を借りているだけですから」といつも謙虚な塚本。その研究室には、スズメやインコ、学内では大型鳥類エミューも飼育中。幼い頃から無類の鳥好きで、その魅力を「自由で、元気で、ファンキーなところ」と語る。

新型コロナウイルスの影響で、学生がほとんどいなくなった大学の構内で、ダチョウと向かい合い、新たなウィルスへの予防策を模索する日々を見つめる。

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