伊藤英明演じる僧医・松本照円が抱えるトラウマが明らかに『病室で念仏を唱えないでください』第2話

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伊藤英明が主演を務めるドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系、毎週金曜22:00~)の第2話が、1月24日に放送される。

「ビッグコミック増刊号」(小学館)で現在も連載中の、こやす珠世による同名コミックが原作。僧侶でありながら救命救急医でもある異色の主人公・松本照円の奮闘を通して、「生きることとは、そして死ぬとは何か」を問う、1話完結形式の医療ヒューマンドラマ。伊藤のほか中谷美紀ムロツヨシ松本穂香片寄涼太GENERATIONS from EXILE TRIBE)、余貴美子らが出演している。

第2話には、島袋寛子が川で溺水した子供の母親・岡崎真理子役で出演するほか、ナオト・インティライミが車で自損事故を起こしあおば台病院救命救急センターに運び込まれた男・宮島隆弘役で、第2話と第3話に連続出演する。

<第2話あらすじ>
この日も、朝からあおば台病院の救命救急センターには、次々に急患が運び込まれていた。交通事故による大怪我で運ばれてきた患者・宮島隆弘(ナオト)は、意識が朦朧とした状態で、医師の三宅(中谷)はじめ、研修医の田中(片寄)や看護師の堀口(土路生優里)が処置にあたっていた。さらに処置室の奥では、自宅で倒れ運び込まれた女性患者の処置に、松本(伊藤)、吉田(谷恭輔)と看護師・長見(うらじぬの)たちが担当。その女性患者は、大動脈瘤が破裂していたため危険な状態で心外に応援を頼んだが、手術中ということで心臓血管外科医・濱田(ムロ)に無下に断られてしまう。松本は三宅の応援もあり、緊急手術を決め、腹部大動脈瘤破裂の重症ながら一命を取り留めることが出来た。

しかし、センター長の玉井(萩原聖人)からは、そういう場合は他に回すようにと言われ、救命救急センターのスタッフは、オペの応援要請に答えてくれない濱田に不満を募らせていた。

ある日、出勤した松本の元に、川で中学生男子が溺水という ドクターカーの要請が入った。松本の過去を知る三宅は「私が行こうか?」と気に掛けるが、松本は「僕が行きます」と名乗り出る。現場でレスキュー隊員が少年・岡崎勉(渡邉蒼)を発見し、真冬でも構わず川の中に駆け込んでいく松本。30年前に自らに降りかかった出来事と勉たちを重ね合わせる。低体温・心肺停止で危険な状態の勉の心臓マッサージをしていると、勉と同じ制服を着た少年・丸山(田中奏生)が目が合ったとたん逃げていくのに気付く。病院内に運び込まれた勉は、ICUで母親の真理子(島袋)が付き添う中、低体温療法を受けていた。松本は、真理子に勉が握っていたペンケースを渡す。それを確認した真理子は、亡き父親からプレゼントされたボールペンがなくなっていることに気づく。その後、病院内で逃げる丸山を見つけた松本は、彼を追いかけるが……。

一方、救命救急センターに、指定病院を17件も断られたという患者の受け入れ要請が入った。今にも破裂しそうな腹部大動脈瘤のその患者は、ホームレスだという。救命救急のスタッフは、手術中の濱田に応援を求めるが、患者がホームレスだと知ってまたもあっさりと断りを入れられてしまう。しかし、濱田の下で働く医師・児島(松本)は、松本を手伝うか迷っていた……。

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