様々な分野で活躍する人たちをひとりひとり密着取材し、紹介していくドキュメンタリー番組『情熱大陸』（MBS／TBS系、毎週日曜23:00～）。12月15日放送の放送では、話題のドラマ『全裸監督』（Netflixで配信中）に出演している女優の森田望智に密着した。
今年8月、動画サイトでの公開と同時に話題となったドラマ『全裸監督』を機に、映画やドラマ、CMと様々なオファーが舞い込むようになった森田。共演した山田孝之は「熱量と覚悟がすごい」と、森田の印象を語った。番組では、ファッション誌のスチール撮りに密着。照れ屋で飾らない可愛らしい素顔をのぞかせるも、撮影が始まると一瞬にしてスイッチを切り替え演者になりきる。
森田は現在、来年出演予定のテレビドラマで挑戦する、初の時代劇役の特訓に打ち込む。殺陣やアクションシーンのほか、竜笛を吹くシーンを音色に合わせて指を動かす訓練をしており、指の動きが「0.何秒くらいずれる」と決して妥協を許さない完璧主義な一面も。また、演技力を磨くために通うワークショップでは、動物になりきり理屈よりも本能に身を委ねる練習をしたり、“彼氏がホテルで浮気したことが発覚した彼女”という設定での即興芝居に、わずか5分でなりきり、40分におよぶ圧巻の演技を披露した。
さかのぼること9月。森田を密着中に、1本の電話が入る。それは、第24回釜山国際映画祭「アジアコンテンツアワード」最優秀新人賞受賞の知らせだ。飛び上がり踊って喜ぶ森田。番組では、レッドカーペットを歩き、トロフィーを授与する姿も紹介。森田は、「3年前のどうしようもなく落ち込んでいた時の自分に言ってあげたい。いつかレッドカーペットを歩けるよ」と喜びを表現した。その一方で、「自分はできるとおごったら、きっと終わり」とあくなき探求心と、ここからがスタートだと言わんばかりの俳優としての覚悟を口にした。
インターネット上では、森田の登場に「『全裸監督』のイメージと違い、普段は天然な感じだが、役に入るとすごい。」「売れてる俳優ではなく、売れていくであろう俳優。久しぶりの俳優回だったが、素晴らしかった」「稽古の演技でテレビ越しに圧倒された。天才だ」といった反響が。また、釜山国際映画祭に駆けつけた歌手・俳優のジェジュンが「（最優秀新人賞）をもらうと思った。韓国でも『全裸監督』がめっちゃ流行ってて……1日で全話見ました（笑）。面白いっすよ」と言い森田を祝福。そんな彼の突然の出演には「#ジェジュン が1日で見たと言う#全裸監督 見てみたいな〜」「いつか、ジェジュンも『情熱大陸』に出て欲しいなあ」と歓喜するファンの声も多数寄せられていた。
